
終末のハーレムファンタジア57話58話
ネタバレ感想
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アルクを狙った暗殺犯を仕留めたことで、運よくナーガラ城に滞在できることになったレッタ一行。
一国とレジスタンスが手を組む流れになる中、共に竜の力を秘める男二人はこのまま手を取り合う仲になるのか…
終末のハーレムファンタジア57話
やるべきことを済ませたレジスタンス一行は新生ファフニール王国を後にし、いよいよ帝国へ向けて出発した。
その旅路に加わったのがアルク陣営から派遣されたミーネで、近接戦闘タイプでも魔法使いタイプでもない彼女のスキルは、一行の幅を広げてくれるありがたい人材だった。
しかしかつての仲間でもグローリアは、自分たちを監視する役目も担っているだろうと油断せず、さっそく牽制をかましておいた。
馬車に揺られながらレッタが思い出すのは、アルクにされた質問だった。
魔族の女との関わりを問われたレッタは明らかな戸惑いの態度を露わにしながら、覚えがないと誤魔化すも内心ドッキドキ。
アルクは少し訊き方を変えて、その凄まじい魔力の根源は何かと問えば、レッタは魔導士の父親譲りだと尤もらしく返した。
その答えに納得して見せながら決して鵜呑みにもしていないアルクは、また気安い王の顔に戻して話を切り上げたのだった。
いまいちアルクの事が掴めなかったレッタは、オルガとの関係がバレたらヤバいのか大丈夫なのかも判然としないし、アルクの答えを信じればオルガの密告がガセだったのもモヤモヤして、直接本人から色々訊きたいが、自分から接触できないのがもどかしい。
それで思い悩んだ様子でいると、グローリアに父親のことで考え込んでいるんだろうと思われたので、今は前向きになれていることを伝えておいた。
父の死はもう受け入れ、これから帝都に行くのだから仇を倒して帝国も滅亡させて圧政も消せばオールOK、そういう単純でポジティブな考えを明かした。
ならば周りももう必要以上に気を遣わず言うこともなく、次は帝国に潜入してやるべきことをやるのみ。
こうしてレジスタンスの士気が上がる中、黙々とトレーニングしているシャオメイは汗だくで彼らの様子を観察していた。
その夜、アルクはセリーヌとティアを伴ってレジスタンスリーダーの元を訪れた。
人目を忍んでボロボロの教会の中で初対面を果たした黒竜の化身と、レジスタンスリーダーで亡国の姫。
アルクはさっそくマハトを取り込ませて手中に収めるため、例のワインをお近づきの印に飲んでもらおうとするが、さすがにまともな自衛ができているデイラは、飲むとすれば全てが終わってからだと丁重に断った。
そうきたらアルクも強引には勧められずに引っ込め、地図を広げて四将軍が南方戦線にいるうちに準備を整えるのが最善だと意思を共有し、手を取り合うことにしたのだった。
そしてアルクが我が城に戻ると、ラティはデイラに血を飲ませられずに残念と慰めながら、自分が脱いでから彼の服もいそいそと脱がしていく。
そしてデイラとヤリ損なったアルクに跨り、久しぶりの騎乗位から始めようとすると、彼も遠慮なく張り詰めた褐色生乳をむんずと掴んだ。
しかしヤル前にアルクは質問があると切り出すので、ラティは上を羽織ってレッタの事だろうと指摘し、やはり見抜いていたアルクは竜の力を持っているだろうと指摘し返すので、ラティはその通りだと認めた。
しかし竜の力というカテゴリは同じでも、血を飲ませて骨抜きにするというやり方ではないし、そもそも竜の力は二つだけではないのだと明かしたのだった。