
インゴシマ202話203話204話205話206話207話
ネタバレ感想
インゴシマのネタバレエログロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
追手を売り払うためにデバイスを駆使して時間を稼いだ啓太。
マオモの庵に到着するとマイルの怒りを買ってしまうが、話が分かるマオモの取り成しで事は運んでいく…
202話203話
チオモとマオモのババア姉妹の再会。
片や捕らわれの身のインゴ王の母で、片やひっそり平和に暮らす一派。
マオモはまだ人命を大切にして啓太たちにも協力的だが、事が娘らの危険に繋がるのなら切り捨てる考えをいつでも持っているようだった。
珍しい葵と鈴村の取り合わせ。
二人が最も心配するのは無事に家に帰れるかどうかで、共有しているのは啓太は頼れる男だということ。
葵のそれは恋愛感情も含まれているだろうが、鈴村のそれも友情を超えたものがありそうだった。
一方その頃、日本近海の太平洋上で修学旅行生たちが乗っていて半分に崩壊した客船が発見されていた。
ただ、まるで氷山に衝突してぶっ壊れたタイタニック号のような無残な姿の原因を特定するのは、まだまだ困難だった。
行方不明になって2週間、世間ではまさかの状態での客船発見にマスゴミが騒ぎ立て、調査の進捗を我先にと垂れ流していく。
発見された海域は既に調査済みの範囲だったが、そこにパッと流れ着いたことでも調査班を困惑させた。
マスゴミのターゲットになったのはもちろん学生たちが通う学校で、まず責任追及の空気から逃れたい校長らは保護者説明会で、教えられた状況を右から左に流すだけの説明しかできない。
そんな頼りない会見に鋭く突っ込む、一人の勝気な女性がいた。
どこか訳知りな物言いで、学生たちの安否情報を最優先に訴える女。
彼女こそかつてインゴシマから生還したカムゴロシのヒロイン、今はジャーナリストをしている伊吹七瀬だった。
その頃、マオモの庵では血生臭くも希望ある話し合いが行われていた。
彼らが脱出するにはカムノツルギが必要で、それはチオモの命と引き換えにしなければならず、だから啓太はガモウとの間に入って欲しいとマオモに頼むのだった。