
隣人X1巻
ネタバレ感想
隣人Xのネタバレ最新話エログロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
彼氏と別れてから恋愛はご無沙汰だったある日、親友に誘われて行った婚活パーティーで悪くないと思える相手に出会った。
紗倉祥子は普通はおかしいと感じる偶然の連続に運命を感じ、相手の狂気に気づかぬまま親密な関係になってしまう。
紗倉祥子
OLの紗倉祥子はお酒が大好きな親友の鈴宮美穂に勝手に婚活パーティーに申し込まれ、仕方なく参加することにした。
彼氏と別れてから浮いた話もなく、運命的な出会いを期待しない気持ちがないではなかったが、やはり参加男性もいかにも売れ残った風で下心も見え見え。
祥子は早々に退屈になってやる気も失せたが、同じように友人の代打で来て退屈しているという眉村仁だけは、条件も雰囲気もいい感じで、その後の時間はすぐに感じた。
一日過ぎると、眉村と連絡先くらい交換しても良かったかなと思い始めた祥子はその後何日か、外にいると妙な視線を感じるようになった。
更に数日後、会社の近くのお気に入りの店でくつろいでいると、偶然にも眉村も現れ、相席する形で再会したのだった。
眉村が勤める会社も近いらしく、逃がした魚は大きいじゃないが、あれからそういう風に思い出すことがあった祥子は、偶然の重なりに運命を感じた。
その後、更に昼休みに別の店でも数回鉢合わせたことにより、祥子の気持ちが盛り上がってくると、眉村は引っ越しする予定があるといい、それがなんと祥子の最寄り駅の物件だった。
その明らかにおかしい偶然さえトキメキを感じた祥子は、浮気されて別れたばかりの彼氏のことまで打ち明け、妙な視線の正体が彼かも知れないと伝えてみた。
すると元彼を非難する真剣に怒った顔にも、今までのにこやかで爽やかな態度とのギャップを感じ、またトキメイてしまう。
そして次の日曜日、今度は隣に引っ越してきた眉村と隣人として再会した。
度重なる驚異的な偶然に運命としか思えなくなった祥子は、それでも確固とした好意をまだ感じておらず、家飲みに誘われて迷っていることを美穂に相談した。
眉村が友達を誘って来てほしいと言うので、美穂もありがたく久々の男の部屋がイケメンマッチョなことでテンション上げまくりで快諾するから、祥子も良好な近所づきあいのつもりで誘いに乗った。
次の休み、眉村のそつないもてなしに二人はいい感じに酔っ払い、すっかり眠りこけるほどリラックスして楽しい時間を過ごした。
しかし数日後、いつものように美穂と飲んでいると、彼女はとんでもない可能性を指摘してきた。
日本酒が大好きで潰れたことも記憶を無くしたことも一回もない美穂は、初めての男の部屋で寝落ちなんてもっとあり得ないし、しかも二人同時なんて考えられないと言い出した。
憶測にすぎないが、眉村に一服盛られたかもしれないと。
もしそうなら、会社が近所で昼休みに何度も会ったのも、隣に引っ越してきたのも仕組まれたことかも知れないと美穂は考えた。
それでも眉村が気を使ってまた引っ越そうとしているのを聞いている祥子はそこまで疑えず、美穂もそれならと強い疑いを保留した。
そして数日後、二人きりの夕食に初めて誘われた祥子は、引っ越す前の眉村に結婚を前提にした交際を申し込まれ、その場でOKした。
いざ彼氏彼女になってみると、ちょっとしたことで胸が高鳴るようになった祥子は、やはりどうしても疑いが消せない美穂の忠告も跳ねのけ、眉村が本当に誠実で信頼に値する魅力的な男性だと信じ込んでいく。
だから大胆に自分から部屋に誘い、死を感じる苦しみのなかで未だかつてない巨根を目の前にすることになった…