
大巨蟲列島19話20話
ネタバレ感想
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船を動かすため、バッテリーを取りに浄水場に向かった睦美たちは、ミズカマキリに続いてタガメに襲われてしまう。
人懐っこいイルカにピンチを救われたが、タガメを倒さなければ安全とは言えない。
19話前編
激しい雨が打ち付ける漁港の倉庫、チャラ男の下総は休憩所のベッドでゆっくり音楽を聴いてくつろいでいたが、千歳にいきなりヘッドホンの音量を上げられて飛び起きた。
悠々とくつろいでいる姿にイラついた千歳はその時、船に使えるバッテリーが普通に置いてあるのに気づき、何のために睦美たちは危険を冒してバッテリーを取りに行ってるのかと問い詰めた。
下総はのらりくらりとチャラついて煙に巻こうとするが、千歳のマジ切れに嘆息し、まだ出港して欲しくなさそうだったからだと鋭い観察眼を明かし、否定できない千歳を脅す側に回った。
京介にも身体を使って何とか大きな瓦解を防いだ千歳は、社で助けを待っている人たちの顔を思い浮かべ、覚悟を決めた。
島の男はこんな時でも性欲を露わにしてくるゲスクズばかり。
千歳はまた身体を使って仲間を助ける役目を請け負った。
囮のおかげで無事にバッテリーをゲットした仲宗根は睦美のところまで駆け戻り、お望みの発砲ウレタン剤もちゃんと見つけてきた。
仲宗根はすぐ踵を返して海水プールに浸かっている二人を助けに行こうとするが、睦美は自分がタガメを倒すから休んでいていいと頼もしく指示した。
その頃、雨に打たれながらプールに浸かっている二人はタガメとにらめっこ状態でどうにか耐えていたが、三浦の体力は限界を迎えようとしていた。
大雨と陽が沈みかけていることもあって気温が下がり、水中にいる寒さは厳しいものだった。
低体温症の危険に合わせ、更に数体のタガメが飛来してきた負の連鎖にアキは絶望だと叫ぶが、逆に寒さで震えている三浦は、亡くなった大勢の人のためにも諦めたらダメだと青い唇で励ます。
睦美は隣の建物にあった業者が使うような防水ライトを電源に差し込んで準備すると、三浦たちとは対角線のプールに投げ込んだ。
強い光量はパアっとプールを明るく光らせ、蛍のお尻のように幻想的な姿を見せる。
すると飛んできたところのタガメたちが一目散に飛び込み始めた。
そこは海水プールであり、タガメは一気にパニックに陥った。