
復讐の未亡人14巻
ネタバレ感想
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ヤバ過ぎるメンヘラの同僚に狙われている真言の過去とは。
女性との縁に恵まれているのか、運が悪いのか…
復讐の未亡人14巻
穏やかな食卓を囲み、甘い卵焼きに舌鼓を打った真言と母の知里。
真言は野菜くずをコンポストに入れてささやかに家事協力するし、母は換気のための窓開けを本当に必要最低限で済まし、外に誰もいないのもしっかり確かめてやっていた。
それは隣人がとんでもないクレーマーだからで、難癖をつけては異常な回数を電話してくるので、結婚当初は腰を低く謝っていた知里だが、そんな狂った人間と関わっていけば考え方が変わらざるを得ず、今では論破してやりこめることにしていた。
そんなクズ隣人に対応した後は、クズな夫がやってくる。
かつては貞淑で聞き分けの良い妻を装って頑張ってきたが、夫がクズを貫くのなら尽くす意味はないと思い直した。
また眼鏡をかけるようになり、髪型も楽なものにし、父親と夫の役目も果たさないクズと狂ったクレーマー隣人からのストレスに晒され、知里も自己防衛でおかしくなった。
そんなめんどくさい日の事、真言にとって大切な女性の一人が逮捕されたのをニュースで知った。
やがてストレスのせいなのか、知里は入院し、真言はママ先生と慕う人格者夫婦の里親のもとで穏やかな時間を過ごすようになった。
ガンになってしまった知里は弱気になり、自分と同じく視力が悪くなった息子に眼鏡も買ってあげられなかったことを悔しがるが、真言は退院したらクズの奴らを殴りに行こうと未来の話をして励ました。
知里はそんな楽しそうな復讐をイメージしながら、儚くこの世を去った。
立派な葬儀まで開いてくれた里親に感謝した真言は費用を必ず返すことを約束し、母を送れたことで落ち着くことができたので、狂った隣人に参列の感謝を示し、どれだけ狂ったクレーマー隣人だったか証拠を突きつけてやった。
そこまでしても隣人は知里が悪かったのだと言い、自分の精神異常を認めようとしない。
するとろくに家にいなかったクズ夫は、自分に関係ないのに知里が死んだ責任を押し付け、葬儀で浅ましく罵り合いを始めてしまう。
そんな救いようのない狂人たちを窘めてくれるのも、里親のママ先生だった。
するとクズ夫はママ先生にも牙を剥くが、知里の伴侶として葬儀費用を即金で払えと求めればいいだけ。
金など無いし払う気もないクズは、あわよくば何か相続しておいしい思いでもしようと思っていたのか、200万の支払いを求められたらすぐ逃げた。
だから真言は、塩を撒いて狂人が穢したところを清めた。
ママ先生がクズ夫から強引に金を毟り取らず、私財を投げうって多くの子供を引き取るのはなぜか。
それはこれまでの自分の行いを悔い改め、生きるには十分すぎる財産を恵まれない子に使うことで贖罪とし、自分を救って欲しいからだった。