
デッドチューブDEAD TUBE17巻
ネタバレ感想
デッドチューブDEAD TUBEのネタバレエログロ画像、漫画最新話と最終回、最終話、最新刊、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
デッドチューブネオもまた、多くの人の命を奪う原因となっていた。
年上女房との生活にストレスしか感じず、狂うようにグチャにした夫はしかし、実は妻の方だった。
誰を信じていいか分からなくなってきた四坂は真城たちを頼るも、都合よく事態が動いてくれるわけではなく…
DEAD TUBE17巻
真城が場近を返り討ちにしたところで登場した町谷は、デッドチューブ復帰を宣言した。
幸福の伝道師を自分の脚本に巻き込んで陥れ返すため、まずやることは参加用の動画を撮ることだが、それにはボコボコにされたばかりの場近を使うつもりだった。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
観ない方がいい。
そう忠告された四坂は場近の自業自得だと思いながらも、観るなと言われれば好奇心が疼いて動画を再生してしまった。
内容は特に捻りの無い、真城が幸福の伝道師になって、拘束した場近をタコ殴りにするものだった。
単純な真似で、場近も誰に指示されたのか口を割るつもりはないようだが、それは仲間意識からなのか脅されているのか。
ともあれ、不幸の伝道師と嘯いて喧嘩を売り返した真城に、もっとボコボコにされてしまうのだった。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
衝撃の光景に四坂が胸糞悪くなったその時、見知らぬ番号から電話がかかってきたのだが、それは〇姦リンチされた黒石からだった。
痛々しい腫れた顔、暗く生気を感じられない瞳。
そんな黒石は、どっちもどっちなほどイカれている町谷陣営と新海陣営のどちらにつくのも危ない以上、まともな自分たち二人は確実に生き残れるようにしようと持ち掛けてきた。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
果たして黒石だけは純粋な被害者に思える四坂は、彼女との友情だけは信じることにした。
こうして四坂は、せっかく味方になった町谷たちに敵意と不信感を抱き始めた。
この展開こそが幸福の伝道師が狙っていたものであり、街中に溶け込んでいるモブ伝道師たちは監視カメラの役目を果たし、主犯に二組の動向を送り続けていた。
次のシナリオは、四坂にとって究極の選択になるものだった。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
そのクライマックスを撮る時を思うと主犯は、今から期待で立派な陰茎をそそり立たせた。
主犯の伝道師は隠しカメラで、抜かりなく四坂の生活から感情の起伏まで観察し、準備を行っていたし、同様に町谷のことも調べ上げていた。
翌日、新海が久しぶりに登校してきた新海は、何事もなかったように四坂たちに話しかけ、新作映画の編集がほぼ完了したから観に来てほしいという。
もちろんその映画はデッドチューブ・ネオで、全員集まると言われた四坂は覚悟を決め、主演として招待を受けた。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
廃館した後にレンタルしている、古き良きレトロな小汚い小さな映画館。
劇場の最前列には、間隔を空けて残された座席が7つ。
一番最初に到着したのは新海に案内された四坂で、程なく招待されたメンバーが続々入ってきて7つが埋まると、新海の合図で上映が始まった。
しかし、本編が始まる前の注意事項の説明で、新海は戸惑いを見せた。
私語禁止、携帯等の使用禁止、離席禁止。
それら一つでも従わなければ椅子が爆発して死ぬという。

著者名:北河トウタ 引用元:デッドチューブ17巻
更に上映後にクイズを出すので、回答者の四坂が正解すれば試写会は無事に終了し、不正解なら全員爆死だと前置いてから、映画が始まった。