
はぐれアイドル地獄変13巻
ネタバレ感想
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いつ死人が出てもおかしくない地上最強の女子を決める大会はいよいよ、決勝戦を残すのみとなった。
空手VS空手、柔道VSラウェイ。
琉球空手を極めんとする海空と、打撃にも精通したアレフティナがぶつかることに…
はぐれアイドル地獄変13巻
南風原海空VSアレフティナ・グゼバ。
空手VS柔道。
打撃VS投げ。
柔よく剛を制すとはいうが、どちらも柔も剛も申し分なく備えている屈強な美女同士の決勝戦は、アレフティナが恥じらいもなく道着を脱いで裸よりエロいマイクロビキニ姿をお披露目したのだが、それは準決で自分がルールに抵触したが故の贖罪であり、海空もその武士道精神を受け入れ、眼帯ビキニで受けて立つことにした。
ゴングが鳴り、ゆっくりと近づいて静かに拳を合わせた二人。
そこからは達人同士の戦いあるあるの、脳内のせめぎ合いが凄まじく、素人目にはただ睨み合っている膠着状態にしか見えない静寂。
この戦いに参加した強い乙女たちが見れば、二人は確かに一進一退の攻防を繰り広げて攻め手を必死に窺っているように見えたという。
どうにか掴みたいアレフティナ、いなして急所にぶち込みたい海空。
脳内で顔面一発と横腹に蹴りまで進め、顎と肋骨をお互いに折ったところまでいくと、海空は構えを解いて防御よりも攻撃の自由度を優先し、だらりとした無構えで一気に距離を詰める。
そして必殺、ノーモーションの突きを繰り出したのだが、アレフティナはあえて躱すのを諦めて前に突っ込み額で受けると、同じく一撃必殺の背負い投げに持ち込んだ。
究極の打撃を相殺された海空はまさかの投げカウンターで宙を舞った。
同じ柔道家にブラックホールのような不可避の投げだと言わしめるアレフティナの必投なのだが、しかし海空は背負い切られる前に自分から前に飛ぶことで空中の主導権を握り続け、見事に着地をキメ返した。
そしてすかさず力士AV男優にもキメた四連撃をぶち込んだのだが、アレフティナも反撃を返せるほどのタフさを見せ返した。
不可避な海空の打撃への恐怖を素直に認めたアレフティナと、必殺技を額カウンターで相殺されて悔しい海空。
次の攻防はしかし、慢心と恐怖を消したアレフティナが上回り、空中で逃がさない背負いを繰り出し、見事に床に叩きつけた。
後々インタビューで答えた海空は、女として激ヤバエロボディに涎を垂らしながら、してやられたと正直に話した。
投げられる前に打つか飛ぶ、もし無理なら受け身しかないがそれも非情に阻止された末の、自分と巨体二人分の重さが圧し掛かったショックで、海空は声にならない悲鳴を上げた。
しかし同時にアレフティナも悲鳴を上げたのは、無意識のカウンターパンチで頬と鼻を砕かれたからだった。
空手家の執念か、海空だけに培われた戦闘本能か。
ミカを思わせる相手を全く気遣わない壊すための打撃に絶叫させられたアレフティナはそれでも、肘に追い打ちをかけた。
そこでドクターストップ。
海空は骨折、脳震盪、チアノーゼ、靭帯損傷。
アレフティナは鼻と頬の骨折に頭蓋内出血も疑わしい、まさに満身創痍のお互い。
そこでゴングが鳴り、大会運営責任者の判断で世界一決定戦は引き分けとし、テレビコンテンツとして限界を攻めに攻めて終わりを迎えたのだった。