
ブラトデア3巻
ネタバレ感想
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仲間のはずのホームレスに襲われてしまうちゆり。
陰茎をぶち込まれそうになるが、彼らは姦染してしまった蟻だった。
メガポネラのせつなと仲良くなり、荒廃した世界の根無し草で藤井アリスを探す途方もない旅の最中、芋虫の井上美樹に襲撃されてしまう…
ブラトデア3巻
首を折られてぶん殴られて、あっという間に息の根を止められてしまったちゆり。
セツナを助けたつもりの芋蟲の美樹に覚えはなくても、セツナはさん付けするほどに知らない相手じゃなかったが、旧交を温め合うような感じじゃなく、殴殺するつもりで本気で殴りかかった。
そのまま顔面グチャにするつもりだったが、美樹には大して効かず、その代わりに連打でセツナが針蟻の娘で蜘蛛狩り以来の再会だと思い出した。
共通に思い出せる雀蜂や藤井アリスとの死闘。
それはそれとしてこれ以上暴れられたら堪らない美樹はヘッドバットで押し剥がし、圧倒的パワー差でもって足でも折って大人しくさせようとした。
その時、ちゆりが無防備などてっ腹にミサイルアタックをぶち込んだ。
ちゆりが姦染してないことがそれで分かっても、滾る血潮はそう簡単に冷ますことができない。
硬化ではなく柔軟性を突き詰めたGはギリギリの幅でも最高速で動くことができ、体重の900倍もの加重にも耐えられる無進化の極致に至っている生物である。
だからぶん殴られた程度ではそこまでダメージのないちゆりはセツナのため、組み合ってパワー勝負を挑んだが、それこそ美樹の思う壺の展開だった。
動かざること山の如し。
美樹のパワーは容易くちゆりを受け止めるが、しかしちゆりもパワー自慢だけあって段階的に力を上げることができた。
強い相手とぶつかればそれに合わせて出力を切り替えるようにハイパワーを出せる、まさに戦闘種族のような体構造。
だがしかし、全力を出していないのは美樹も同じだった。
スイッチを切り替えた美樹は満月を見た大猿のようにちゆりをぶん回し、理性なく大暴れ。
室内はぐちゃぐちゃに潰れ、シャッターを突き破ってフェンスもぶっ壊すほどにぶん投げられるまで、ちゆりは身体で破壊の限りを尽くされた。
セツナは大暴れ直後の余韻を狙って一撃必殺を突き刺そうとするが、美樹は油断なく剛力アイアンクローでカウンター。
芋虫にしてセツナは驚異的反応速度は強すぎると言わしめるが、それこそ逃げの一手を常考させて大きな弱点になっているという。
だがボロ雑巾のように振り回されてもまだまだ致命傷を負わないちゆりに言わせれば、いくらでも逃げられる逃避能力こそ最強で、どれだけ逃げようが最後に必殺技でもぶち込んで勝てばいいというのが、師匠の教えでもあった。
正面のボコし合いで勝てなくても逃げの能力を力に変えて放つ波動砲。
これが太古の世界から大して姿を変えずに、生存競争で生き残り続けて現代に至るGの真骨頂。
だがこのフルパワー必殺技でも美樹は衝撃を分散させることで、大量にリバースするものの耐えきった。
美樹がとてつもない戦闘センスを披露したところで、さすがに騒音で姦染者たちが大集合していた。