
隣人X3巻
ネタバレ感想
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欲望のために狙った女の父親も躊躇なく手にかけたサイコマッチョは、深夜の不法侵入という形振り構わない行動に出るが、それを阻んだのはかつて眉村に妹が狙われた男だった。
霧島という協力者を得た祥子だが、あり得ない軽率さで眉村に捕まってしまうのだった…
隣人X3巻
警察は全くあてにならず、焦りばかりが募る霧島。
その頃、祥子の苦しみ顔を拝んで汗をかいた眉村は、どれだけいい歳の大人だろうが筋骨隆々になろうが、未だに執事の爺に身体を洗わせており、思い出し勃起したガチガチの陰茎を見せつけ、丁寧に洗われて悦に浸り、おぞましい変態度は止まるところを知らない。
つまりこの爺も、眉村家の血に負けず劣らずイカれていた。
電話じゃ埒が明かない霧島は警察の被害届を出したが、診断書がないので無理だの、不法侵入も無視されたら意味がないだの、確固たる物的証拠がないと動けないだの、できない理由ばかりを挙げられて、まるで捜査したくないと言われているよう。
その通り、眉村家は金という力で警察とズブズブに繋がっていた。
翌日、祥子の苦しみ方が自分の美学に反して気に入らなくてしょうがない眉村は、命の勉強だと言い出し、霧島の妹の麻友を殴り殺せと指示した。
祥子がそれに戸惑いを見せると、始めからそうしたかったかのように、手本を見せてやると言い出し、これ見よがしに指を鳴らして拳を振り上げた。
しかし麻友の顔が潰される直前、祥子は声を張り上げて止め、麻友をあえてこき下ろして代わりに自分を絞め殺してと懇願し、サイコな思考に同意した体を装った。
麻友を殺させないための方便に過ぎないが、同時にここから逃げ出すための命懸けの演技でもあり、そこまで疑わなかった眉村は繋がった母の淫らな表情と重ねて興奮した。
何とか変態サイコのお眼鏡に適った祥子が案内されたのは夫婦用の寝室で、今夜のうちに式を挙げて初夜までしようと宣告された。
サイコなりにテンションが上がってワクワクした眉村は、自ら晩餐の食材を買いに出かけた。
廃病院の登記簿から眉村家の住所を探し当てた霧島は、眉村が出ていった隙に忍び込み、さてどうやって建物内に入って妹や祥子を探して連れ出すかと思案していると、自分で工夫して爺を落として部屋から抜け出した祥子と防弾ガラス越しに再会できた。
しかし眉村家に仕えているだけあって、爺は皺くちゃの割に相当タフだった。
だがしかし祥子もタフでスタンガンの一発では気絶せず、金的を食らわし返した。
なのに爺が全くダメージを受けていないのは、サイコドクターに去勢されていたからだった。
小さい爺でも眉村家に仕えているだけあって護衛できる体術を会得しており、祥子が立ち向かったところで倒せる相手ではない。
後は残っているかも知れない人としての良心に訴えかけることだけだが、公的機関への寄付やら医者としての成果やら命の恩人やらと、眉村家がどれだけ素晴らしい一族であるかを滔々と語られ、逆にブチ切れられるだけだった。
だが爺が珍しく熱くなってくれたおかげで、霧島が更に注意を引いて連携してスタンガンを奪い取り、老いた狂人を退けることができた。
ここでさっさと警察を呼べばいいものを、二人は自分たちで麻友を探して助け出すことにしてしまうのだった。