
終末のハーレムファンタジア43話44話
ネタバレ感想
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トラブルに巻き込まれながらも白モグラに会えたレッタ。
レジスタンスの重要人物はまさかのモテモテツインテ美少女で、魔法の腕もピカイチ。
父の仇を討つため、レッタは頼りになる女性の仲間を魔眼の能力で増やす旅に出る…
終末のハーレムファンタジア43話
アルク率いるナーガラ軍は、ずんずんとイスティシア城に攻め込んでいく。
その最中、カイメイアは不甲斐ないガビアルを思いっきり殴り飛ばし、当主ならば仇を取って国を守れと檄を飛ばした。
しかしガビアルにも考えがあり、今は生き延びるための逃走を選んだ。
目的地は決まってないのか、カイメイアに言いたくないだけか、どこに逃げるかは言わないガビアルにも苛立ったカイメイアは背中に槍を突き立てたい気持ちをどうにか抑えたその時、ナーガラの使者が携えてきた書状が届いたのだった。
一方その頃、花の街の港に停泊しているレジスタンス船。
レッタはオルガの指示を素直に受け止め、白モグラことグローリアの部屋を訪ね、脈絡なく目を見て欲しいと切り出した。
7秒間見つめ合うことで魅了して従えることができるという方法通りに試してみるが、意味が分からない彼女は7秒も見ていられずにそっぽを向いてしまう。
だからレッタは思わず気持ち悪いアプローチを仕掛け、本気でキモがられた。
7秒も見つめ合えるならそもそも好感度が高そうで、レッタはその難しさを思い知りながら夜の潮風で熱い頬を冷ました。
その時何やら騒がしくなったかと思うと、熊と髭が帝国にバレたから船を出せとグローリアに指示した。
瞬く間に帝国兵が集まり出して船に梯子をかけ、次々と乗り込んできた。
レジスタンスが各個撃破に立ち向かう中、レッタも助太刀したかったが攻撃範囲を小さく制御できない実力では、混戦で役に立たない。
そうこうしているうちに指揮官らしき奴も乗り込んできた直後、突風のようなスピーディーな攻撃で次々と帝国兵をぶっ飛ばした。
そんな頼もしい実力者は、月明かりが似合うピーズリーだ。
一人で混戦を治めたピーズリーは、つかつかレッタに歩み寄ると、ここは自分が食い止めるから賞金額が上がっている君は早く花の街から脱出した方がいいと促した。
もちろん街から脱する方向性だったレッタは、しかし帝国と揉めているピーズリーも留まるのは危険だと返し、俺が助けるから一緒に行こうと手を引いた。
あまりの男らしい頼もしさに、魅了されている女戦士がトキメカない訳がなかった。
そうこうしているうちにさっきの比じゃない数の援軍がわらわらと集まってきて、また乗り込もうとして来た。
ただレジスタンスは迎撃するより早く船内に乗り込めとレッタたちを急がせ、しっかり掴まらせた。
動力室にいたグローリアはカウントダウンを初めて魔力を高め、凄まじいスピードで魔導船を発進させた。
大海原に飛び出したところで甲板に出たグローリアは、ゆっくり考える間もなくレッタと一緒に花の街を脱したピーズリーに歓迎の挨拶をした。
先っぽで少年らしくはしゃいでいるレッタを見てカッコいい所を思い出したピーズリーは、仲間入りは保留にしながらも友好的な意思を示した。
レジスタンスが朝日に向かって出港した頃、レッタに殺されかけたシュタイゲンは下手をこいたせいで帝都に呼び出されて向かっている途中、顔半分に残った傷痕を改めて見て、怒りがこみ上げた。
おまけに出自がボンボンなので周りからは親の七光りだとまあ嫌われており、ここぞとばかりの陰口もストレスに拍車をかけていたから、それをレッタへの復讐心に還元してしまうのだった。