
東京ネオンスキャンダル3巻
ネタバレ感想
東京ネオンスキャンダルのネタバレエロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
アイドルの死は自殺か事故か、もしくは他殺か。
アイドルグループ内に潜んでいたおぞましい執着が明るみになった後、葉山は妹の友達で後輩でもある女子大生のマリがヤバい奴らに狙われている事件に対し、正義感を発揮するが…
東京ネオンスキャンダル3巻
あわや殺されかけた葉山はどうにか助かり、ボロボロでいるところに運よくタクシーを捕まえてアパートまで帰り着くことができた。
しかしまだ何もせずに逃げ帰って来ただけだと自問自答しているところに、新たなネタを手に入れたサユリが手伝わせに来ると、ポツリポツリと自分の不甲斐なさを吐露してしまっていた。
そんなお涙頂戴など乗せられないサユリは、記者としてやるべきことを改めて伝えると、葉山が足を突っ込んだ事件にシフトチェンジしてやることにした。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
人身売買サークルについてざっと聞いたサユリは、葉山を殺そうとしてまで旨味がある商売とは思えないことを指摘した。
拉致った女の子をフルに稼働させても莫大な稼ぎと言える金にはならず、ならば知られたくない秘密が他にあるということ。
既に葉山のスマホGPS経由でドレッドの顔を撮り、潜伏アジトも掴んでいたサユリは翌日、さっそくその廃ビルに忍び込んで人身売買以上の秘密を暴くことに。
するとまず、ドレッド野郎がヤリ疲れて無防備に寝ているのを発見。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
しかしマスゴミとして優先すべきは隠された秘密を暴くことで心を鬼にした葉山は、サユリと共に別の部屋にあったパソコンから情報を抜き出そうとするが、もちろんセキュリティパスコードが設定されていた。
それを一つずつ調べている時間なんてある訳なく、何者かの足音に慌てて隠れたのも束の間、侵入者対策の古典的なドア挟みであっさり存在に感付かれてしまう。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
テーブルの下、空き箱の中、ベッドの下。
ドレッドも合流して隠れられる場所を暴いていくが、そんな一発でバレる場所にサユリが隠れるわけがなく、何とかピアス女とドレッドに見つからずに済んだ。
忍び込む際に監視カメラに撮られないように対策もしていた抜かりの無さで侵入がバレることなく、パスコードも知らず知らずのうちに本人から教えてもらえるトラップを仕掛けた結果、手に入れたのは人身売買を利用しているドクズ芸能人共の顧客情報だった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
つまり人売サークルの稼ぎの大半は、顧客情報の売買だった。
今をトキメク芸能人の汚らしいゲスい本性にサユリのテンションは爆上がりだが、葉山はまずマリの盗撮写真を消去してあげ、頼られた先輩としての仕事を果たした。
彼女のために頑張った葉山ユウとしての仕事はここまで。
ここからは全ての秘密を記事にして暴露する記者としての仕事だった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
一方その頃、侵入に気づけなかった人売サークルの狩宮姉弟は近隣のヤクザ事務所に呼び出され、シマ代を搾り取られそうになっていた。
しかし請求された4倍もの2千万をあえて気前よく払うと宣言し、それで二度と関わらない条件を飲ませることで話をつけたのだ。
それだけ、芸能人の個人情報はがっぽり稼げる商品だった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻
ただ姉弟だけで商売をデカくして稼げるようになったわけではなく、更に兄ちゃんと呼び慕う黒幕の知恵があってこそだった。
かつては暴力で虐げられる側だった姉弟は悪に染まることで奪う側に回ったのだが、商売をやりやすくして喜んだのも束の間、自分たちが週刊誌に載っているのを見て驚愕したのだった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル3巻