
東京ネオンスキャンダル4巻
ネタバレ感想
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後輩でもあり妹の友達でもある女の子が巻き込まれた人身売買事件に足を踏み入れたサユリと葉山。
分かったのは実行犯二人は姉弟で、深く大きなコンプレックスを抱いていたせいで、常軌を逸して調子に乗ってしまったということだった…
東京ネオンスキャンダル4巻
編集長の指示で都議会議員と千歌アイドルの熱愛スキャンダルを撮ろうとした葉山は、議員が既に自殺して亡くなっていることを知り、記者クラブに突っ込もうとして赤っ恥をかいた。
果たして議員は何があって死を選んだのか自力では調べきれず、編集長は不在で訊くこともできず、結局サユリを頼ってみれば、編集長案件は脅しでなく本当に命懸けの激ヤバスキャンダルに発展することが分かった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻
表向きは国民のために働き、裏で甘い汁を吸いまくる議員の自殺に裏に潜む何か。
だから今、葉山だけが掴んでいる地下アイドル彼女のエナジー☆ウツミから辿るしかなかった。
と言うことでサユリの情報網で判明したウツミの自宅を訪ねてみると、彼の後を追おうとしてロープに手をかけている真っ最中だった。
葉山の突撃で命拾いしたのはいいが、かなりメンヘラ気質のある危なっかしい状態なのは間違いないものの、議員彼氏との間には確かに深い愛があった様子。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻
そして彼女がブツブツ泣き言の中から、議員は勉強会が辛かったと漏らしていたらしいと判明。
心を許している彼女に漏らしていた愚痴の詳細は分からないが、彼女の部屋に私物は一切残さないよう徹底した彼が唯一残していったものがあった。
それは当選した時に目を描き込むお祝いでお馴染みの達磨だった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻
果たして手の平サイズの達磨だけなぜ置いていったのか、よく見ると達磨は上下にぱっかり分かれるようになっており、中にメモが入っていた。
先立つことへの彼女への謝罪と、愛を伝える言葉。
自分の限界を悟った最後のメッセージだが、もっとよくよく見ると乱雑に書きなぐった文字の痕が薄っすら残されていた。
それを鉛筆で黒く塗り潰してみれば、激しいストレスに晒された恐怖の感情と、死に追い込まれたキーワードが浮かび上がったのだった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻
竜宮亭という高級料亭に潜む悪魔。
その正体を探るためにスーツなんて着込んで客として潜り込んでみると、如何にも秘密の密会をするにはうってつけの店になっている。
そんな店でも構わず、サユリは当たり前のように予約台帳を持ちだし、じっくり調べるものだから、仲居さんを誤魔化すために発情したカップルのフリをするなんて、いつもの調子で厭わない。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻
ともあれ台帳を捲っても政治団体の名前がわんさと書いてあるが、何がどう疑わしいなんて判別しようもない。
そんな中、葉山はトイレに行く途中、都知事とすれ違い、思わず怪しさ満点で戸に耳をくっつけて会話を盗み聞いてしまうものだから、記者クラブで赤っ恥をかかされた新聞記者に見咎められ、何かを突き止める前に退散しなければならなくなった。
しかし、新聞記者が新聞社名で都知事の会食の席をセッティングしたと分かれば、悪魔の正体は政治団体とは限らないと導き出せる。
そこでピックアップできたのは、聖道建設という随分羽振りがいい様子の建設会社だった。

著者名:がしたに 引用元:東京ネオンスキャンダル4巻