
パラレルパラダイス212話213話214話
ネタバレ感想
パラレルパラダイスのネタバレエロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
リーメアリーはモモを凄むだけで撃退し、次なる場所へ。
ヨータとルーミは滞りなく国母の部屋前まで辿り着くと、門番をしているヤールヤーを警戒するのだが、鎧を着こんでいる謎の魔女はぐちゃっと自滅するのだった…
212話
歩いただけで首が外れて夥しい出血。
ジッとし過ぎて腐っていたのか何なのか、さっぱり分からないが戦わずして進めるならそれに越したことはなく、二人はラッキーで片づけて遠慮なく進むことにした。
しかし背を向けている間に鎧の隙間から噴水のように血が噴き出し、身体の体積よりも多いように見える量が廊下を赤く染めていく。
それが次第に人形になって二人を覆い尽くすように立ったその時、ようやく二人も気配に気づいて振り返りびっくり仰天。
ルーミはすかさず振り向き様に横に切り払うが、液体を切ってもまるで無意味でどうにもならず、今度は洪水のように彼女を飲み込んでしまう。
その流れは当然、彼も飲み込んでいき、二人は赤い濁流の中に消えていった。
それから一体どれだけの時間が過ぎたのか、先に目覚めた彼は鍾乳洞のような場所に驚き、まずは傍にいた全裸のルーミを起こして最初のツッコミを一つ。
壁や天井は鍾乳洞のよう、地面には温泉のような温水。
武器は奪われたようで丸腰全裸だが、生かされているならすぐに殺されない証拠でもある。
果たしてあのブラッドモンスターがヤールヤーそのものだったのか、サーニャからの情報は精神攻撃してくるという程度でほぼ何も分からず、とにかく出口を探すことにしたその時、無駄だと一蹴する何者かが現れた。
そこにいたのは、セクシーマジシャンみたいな格好の魔女らしき女。
するとすぐヤールヤーは自分の能力は心を読むことだと、彼の考えを読んでそれに応えて、自ずと気づくように持っていった。
精神攻撃とはつまり、読心術でどうにかこうにか追い詰めていくことなのか。
ただ初めての男とあって彼の心は現在の考えしか読めないようだが、ルーミに関しては手に取るようにわかるので、ヤールヤーは遠慮なくドスケベ乙女の頭の中を言葉にし始めた。
どうなるか分からないこの危機的状況なのに、交尾のことばかり考えていると。
暴露されたルーミは蹴りをぶち込むが、実体じゃないのか身体は水分だけなのか、ヤールヤーにダメージを与えられない。
だからヤールヤーはまた遠慮なく、ルーミは凌辱レベルで彼に無茶苦茶にされたがっているんだと暴露し、嘘だと否定しているのが嘘で、さっきから思考は交尾一色だと彼に伝えてあげるのだった。