
エイジング8巻
ネタバレ感想
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ヤクザ一派に攫われたリコを助けに乗り込んだ瀧郎。
ロボット化した片腕の威力を存分に活用しながら、いざ親分のところにいたリコと再会するが、そこで驚愕の話を聞かされる…
エイジング8巻
最後の部屋に辿り着き、やっと橋爪を追い詰めたかと思ったが、そこにいたのは仲間であるはずのテリーだった。
長い髪も眼鏡も髭も全て変装で、それらを外して露わにした顔は間違いなく尖り耳の男、忌まわしき仇の素顔だった。
どこまでも歪んだ性癖を満たすために仲間のフリをして近づき、最後の最後で正体を明かした瀧郎の絶望する顔を見るという奇行に及んでいたのだ。
とんでもない悪魔変態の罠にハメられて無念を嘆く瀧郎たちと、これでもかとバカ笑いして喜ぶ橋爪。
彼らに銃口が向けられて最早これまでかに思われたその時、兵士の二人が向きを変えて仲間割れを始め、あっという間に他の奴らを始末すると橋爪にも銃口を向けた。
果たしてその二人は本当の仲間である後藤兄弟で、テリーこと橋爪がハメに来ることを想定して兵士に紛れ込んでいたのだ。
瀧郎は事前にテリーの怪しい言動を察知しており、いくつかの情報を合わせて橋爪だと確信し、本来の計画を伝えずにあえて泳がせておいたのだ。
逆にハメられていたことを理解した橋爪は傲り高ぶった醜い本性を更に露わにし、自〇党のような上級国民優生思想をのたまい、ブチ切れた。
歪んだ人格に合わせて異常な誇り高さも備えており、往生際悪く隠し持っていた爆弾を起動させ、自爆よろしく道連れを実行したのだった。
しかしそれは目眩ましのスタングレネードで、瀧郎たちが慌てて距離を取り、目と耳のダメージが回復する前に脱出スライダーから逃げようとしていた。
真っ先に気づいた瀧郎はサイボーグアームフルパワーでゴツイ扉をこじ開けるが、橋爪はもう見えない遥か先まで逃げてしまっていた。
もちろん瀧郎に追いかけない選択肢はなかったが、橋爪も部下に連絡して刺客を差し向けようとしていた。
程なく新たな武装部隊が駆けつけて銃撃戦が始まるが、リコはセキュリティを宮野に壊してもらうために橋爪が使っていたパソコンをハッキングする作業に入った。
後藤兄弟が反撃している間にリコは手を動かし、瀧郎は全員で素早くスライダーを下るため、自分がぶち破った頑丈なドアをそのままサーフィンのように乗って、滑り降りようと言い出した。
か弱い女性二人がいて他に良さそうな方法も迷っている時間もなく、その方向で行くことに決めるが、ただの兵士ではないとんでもなくパワフルな一人が現れた。
リコは夢中でギリギリまで情報を探して宮野に送ることに成功するが、ほぼ同時に瀧郎を上回るサイボーグ兵士の一撃が振り下ろされた。
瀧郎が間に合わなければぐちゃぐちゃに叩き潰されていただろう破壊力の一発をぶち込んだのは、もう人間を止めたような平和の文字とは対極にいるキャラだった。
追いすがるサイボーグ兵士。
全速力で逃げる二人はまたギリギリでドアボードに乗り込んだ。
急角度のガタガタ人口坂を滑り降りるのは、さすがに右に左にぶつかりまくり、相当なスピードも出て立つこともままならない。
体重の軽い女性陣は特にふわっと体が浮くこともあり、耐えきれなくなったリコが投げ出されてしまう。
そこもまた瀧郎が手を伸ばしてヒーローのように助けて抱きしめると、他の3人にも自分にしがみついてバランスを保てと指示。
どこまで続くか分からない恐怖のジェットコースター。
先に進むだけで危険なのに、サイボーグ兵士も同じ方法で追いかけてきた。
しかもスノーボードのように操り、スケボーのように足でかいてスピードを上げてくる驚異的なセンスと身体能力であっという間にすぐ後ろまで追いついてきたのだ。
一緒に乗り込ませた兵士に銃撃させようとするが、さすがに普通の人が揺れまくる足場で照準を合わせるなど不可能。
だと分かるとサイボーグは兵士自身を掴み上げ、人間弾丸を放り込んだのだった。
人を人とも思わないあまりに非人道的な戦法を取る、見た目通りに人間を止めたサイボーグ兵士。
果たして瀧郎たちは返り討ちにするか逃げ切るか、橋爪に復讐を果たすことができるのか…
感想
エイジング8巻でした。
本当に国って誰がトップになるかで大きく変わりますし、自民党の独裁が続く日本も早く政権交代し、一般の生活を理解しているまともな人が多い政党に導いて欲しいです。