
パラレルパラダイス239話240話241話
ネタバレ感想
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国母が仕掛けた胸糞悪すぎる交尾ゲームにブチきれたヨータとルーミが足を踏み入れたのは、吐き気がする音楽室。
そこで奏でられていたのは、肉片にされる恐怖に怯える女の子たちの叫びだった…
239話
半身浴にちょうどいいくらいの血の池に浸り、ようこそとのたまう国母。
あまりの血生臭さに自然を顔が歪む空間。
底にトンネル掘削機みたいなギザギザがついたプレス機が上がっていくと、次の女の子たちが投入され、血ジュースにされるまで数秒という絶望で叫び声をあげ、程なく消えていった。
ダムの放水のように継ぎ足される人間の血と同時に響き渡る多くの断末魔は、耳にこびりついてはなれないだろう。
その声にもほくそ笑む国母を見たら、彼は訳の分からない感情の中でも怒りを前面に押し出してぶつけようとするが、今潰されたばかりの子たちの血も混じっていると思うと、血の池に踏み込むのが躊躇われた。
それを見て国母が小物だと蔑むが、彼はそれはスルーして生き延びるための生き血なのかと訊ねると、すっかり一人称が余で定着しちゃったイタイ女は、そこらの魔女と一緒にするなと反論。
では何のための大量殺戮と血の池なのかと言うと、美容だった。
まだ一端の乙女のつもりでいる国母は、3千年も金城を待っているのだからその加齢分、美を維持するために必要な処女の生き血なんだと語る。
珍しい高級オイルでも使っているくらいのノリでかますものだから、彼はただただ呆れ、恐れ、また怒りがこみ上げた。
単なる美容で大量殺戮しているのかと非難された国母は、それこそ褒め言葉だと言わんばかりに薄気味悪く微笑んだ。
それでまた切れた彼がババアと罵ると、国母の逆鱗だったらしく、さっきビビったばかりの目が縦になるヤバすぎる素顔を超えて、ドロドロに崩れ出した。
バババと壊れたファミコンみたいに連呼しながら、全身も変形していって髪はスーパーサイヤ人3みたく、ざわざわと伸びていく。
国母の正体はドラゴンのような感じだった。
目が太陽系惑星のように左右に多く配置され、ダウジング棒みたいな角が左右ににょっきり。
金城に心酔しているトチ狂ったクズ女が化け物なのはこれまでの魔女と一緒。
ならば現代知識と照らし合わせれば弱点を見つけられる可能性が高い。
殺されて復活戦法で何とかモンスター魔女を打ち倒してきた彼のヤル気は過去最高、しかしもう一機も残されていないはずの中、諸悪の根源の一人を倒せるのか…