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114話

殺し合い翌日、千歌は何食わぬ顔で登校したが、襲撃を受けたばかりとあって緊張せずにはいられなかった。

 

美依那と霧子は九龍城に潜入、千歌と小夜子は変わらず学校で真希の行方を捜す役割で動くことになった。

 

 

儀式まで残り三日。

 

これだけ人がいれば襲われる可能性が低いと言っても、誰がダーキニーか分からず警戒したままで朝の点呼が始まると、犬養ひよ里が遅刻ギリギリで滑り込んできた。

 

隣に座った犬養は、確かにクラスメイトの犬養本人のようだった。

 

 

放課後の屋上。

 

今日一日幽霊を見ている気分だった千歌は、襲撃者のカマラが今際の際に姉の存在をほのめかしたことから、ひよ里が双子の姉なんだと指摘した。

 

ひよ里は妹の本名を明かすことで問いへの答えとし、千歌を殺人鬼の名前で呼び直し、妹の死体がどこにあるのか訊ねた。

 

それも千歌が答えないでいるともう死体がないとみなし、涙を流した。

 

千歌は身構えるが、ひよ里は妹のように先走って殺し合いを仕掛けるつもりはないようだった。

 

しかし、もちろん妹の仇は取るつもりだった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

至近距離で宣戦布告された千歌だったが、ひよ里からは一切憎しみや殺意を感じられず、悲しみに暮れていることしか分からなかった。

 

 

そのせいか、カマラにつけられた傷口から血が滲み出てきたので、保健室に手当てしに行くと、カーテンが閉められたベッドスペースから明らかにヤっている声が漏れ聞こえて来た。

 

覗きを期待しているかのように少し開いている隙間から見えたのは、黒髪にイメチェンして保健室のエロ先生に収まったカレンと、可愛い系イケメンの男子生徒が一心不乱に性器を擦り合わせている光景だった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

年上のエロ教師で初めての女体を味わっている男子は、発情した犬のように腰を必死に動かしている。

 

初めてにしてはリズミカルな腰使いに十分気持ち良くなれていたカレンは、彼の興奮を膨れ上がらせるようにいやらしい喘ぎ声を惜しみなく聴かせていく。

 

まさかカレンがいて、しかも男子とヤっているなんて予想だにしていなかった千歌は、顔を覆って目は隠さず覗き続けた。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

男子が視線に気づいて離れようとしたが、カレンはがっちりホールドして逃がさず、子宮口まで届かせるように腰を密着させた。

 

膣の蠕動がチン〇に絡みついてくるのを感じた男子は女の子顔負けにアヘ顔を晒し、更に容赦なく乳首を甘噛みされたらもう辛抱堪らない。

 

中で童貞チン〇の脈動を感じているカレンは射精を促すように囁き続け、逃げ場を失った男子は第三者に見られながら初体験で初生中出しを体験したのだった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

 

一人の男の思い出になったカレンは事後のコーヒーで一服しながら、童貞狩りをしつつ、襲撃の報告で予定を早め、前倒しで来たんだという。

 

他に来ているのは、まだ万全じゃない洋子を除き、あやとカチュアが学校に潜り込んでいた。

 

 

 

そのあやは車椅子を自由自在に操ってバスケに乱入し、運動神経抜群で名を馳せているらしい桜川からスティールを決め、周りから驚かれていた。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

 

そしてカチュアは、校内清掃のパートとして潜り込み、先輩のおばさんからトイレ掃除のレクチャーを受けていた。

 

カツ子と名乗っているカチュアはトイレ掃除の何たるかのメンタル部分を教えられ、半信半疑でアナルウォッカは使えそうもない和式便器を真面目に掃除していった。

 

そして実際ピカピカになったのを見て、おばさんがいうメンタルの持ち様がその通りだと知り、いい汗をかいたと思った。

 

その時、陰気そうな女子が掃除中の札を無視して無言で使わせろオーラを放ちながら入ってきた。

 

カチュアは一言注意するも、同じ女としてまだ掃除していない方の個室を促した。

 

女子はそれも無視し、掃除したての個室に入った。

 

カチュアはブチギレそうになるのを呼吸を整えて怒りを律しようと努めたが、女子はまたすぐに出てきて掃除が行き届いていないとクレームをつけ、年増呼ばわりしたのだった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2019年52号

 

 

これが搦手を使いそうなメデューサ同士の初対面だった。

 

この時ばかりは、おばさん先輩のありがたいアドバイスも役に立ちそうになかった。

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