ゆらぎ荘の幽奈さん74話
ネタバレ感想

ホワイトデーのお返しも滞りなく渡せて、そろそろ季節は本格的な春。

出会いと別れが訪れるこの時期。

進級するコガラシたちにも、待望の後輩ができるのだ。

 

 

スカジャンスカートの甘辛コーデ

終業式が終わり、進級が確約された高校生たちに待ち受けるは程よく休める春休み。

 

二年になることを人一倍楽しみにしている兵頭は、初々しい美少女後輩が無条件に慕ってくれる未来を夢見ていた。

 

相変わらず性欲に忠実な彼は置いといて、芹は千紗希に会わせたい人がいるとかで約束を取り付けた。

 

何気ない彼女たちの会話を聞いていた兵頭は、目を細くして感慨に耽っていた。

 

かつて柳沢芹は、不良の吹き溜まりだった中学から3年次に転校してきた。

その当時はまだまだ荒れていたものだが、千紗希と仲良くなってパンピーの仲間入りをしたという過去を持っていたのだ。

 

 

さて、約束の日がやって来た。

ショッピングモールで芹の友達の会わせたい人とやらを紹介されたのだが、どこからどう見ても純度100%のヤンキーで、そそり立つリーゼントを作るのにどれだけ時間がかかるのか気にする隙も与えてくれないほど、異質なプレッシャーがあった。

 

その名も轟紫音

この春から高校1年生になる後輩だった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ37号

 

 

 

そして、なぜ千紗希に会わせたかというと、彼女は高校デビューを画策していたのだ。

 

元々ヤンキーになりたかったわけじゃなく、学校が荒れているものだから自然とそうなっただけで、高校進学を機に、普通の女子高生に戻りたいらしかった。

そこで芹をパンピーにしてくれた女子力の化け物の千紗希に、もう一度腕を振るってもらおうと思ったのだ。

 

 

何をおいても、まずは見た目から入れば気持ちも変わる。

 

さっそくイカツイ制服から白のブラウスとミニスカート、髪型を外ハネで遊ばせて眉を書けば、あっという間に甘辛コーデの美少女の誕生だ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ37号

 

 

しかし、これ以上甘くされたら胸やけしそうらしく、スカジャンだけはそのままに。

 

 

その格好で外を歩き出してさっそく、すれ違った男二人から可愛いの一言を貰えて有頂天に。

 

その直後、偶然を装って現れたのはコガラシと兵藤だった。

 

あの不良高の生徒と会うと聞き、兵藤は心配して様子を見に来たのだ。

それはいらぬ心配だと教えてやるために、芹と紫音は仲良しアピールで肩を組んで見せて安心させた。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ37号

 

 

 

3人がわいわいやっている横で、千紗希はわざわざ来てくれたコガラシに気を使う。

 

そんな恋する乙女の気持ちをあっさり後輩にバラす芹。

 

恩人の恋を成就させるべく、義理と人情に厚い紫音はさっそくコガラシのパーソナルデータを探るべく、面を貸してもらうことにする。

 

 

そこに現れたのは、紫音の後輩二人だった。

 

姐さんのデート中だと勘違いした二人はヒューヒューと言わないまでも囃し立て、祝福の言葉を残して去っていった。

騒がしい二人に代わって紫音は謝るが、心の広すぎる彼はどこまでもイケメンな答えを返した。

 

 

フード&ドリンクを買って戻る途中、スカジャンも言葉遣いも直さなきゃなんて言う紫音に、彼はお決まりの「そのままでいいよ」的な殺し文句を一発かます。

 

それでまたもや恋に落としかけるが、彼女の携帯に連絡が来て意識を切り替えた。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ37号

 

確認した彼女は、トレイを彼に託して飛び出していった。

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