
終末のハーレム29話
修正前ネタバレ感想
黒ギャル律香の誘惑を躱したものの、焦らされすぎて我慢できなくなったバレー部キャプテン東堂晶に逆レイプされてしまう翔太。
これでメイティングは4人目だった。
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29話 保健室の先生のブラチラ
日頃から鍛えているバレー部キャプテン、東堂の力の前に翔太はなすすべがなかった。
あっさり押し倒され、無力化され、滑らかにパンツまでずらされて跨られたというのに、屈辱や恥ずかしさというものはなかった。
事が終わった後にひたすら謝ってくる彼女を見ていると、とにかく気まずかった。
それもこれも、ゆず先生を思い出させる巨乳とムチムチの身体に文句などなかったからかも知れない。
それはそれとして、黒ギャル律香との相部屋が引き起こした抜け駆けトラブルとも言えるので、一旦律香との相部屋は中止になった。
彼としては彼女に個人的恨みはないが、グイグイくる強引さやTHEギャルなノリがいじめっ子を彷彿とさせるのでメイティング相手にするにはハードルが高かった。
だから、カレンに彼女とする気にはなれないと伝えると何とか彼女に受け入れさせてくれて、久しぶりに一人きりのシングルベッドを満喫することができた。
これからはもう少し穏便な感じで学園生活が過ごせるだろうと思ったが、担当官のカレンはとにかく翔太のストレスを軽減しつつ結果を出さないといけないので、「翔太当番」なるプランを始めると宣言した。
1週間交代の相部屋も継続させつつ、女の子と仲良くなる機会を増やすために、日替わりで彼のなんやかやの世話をする役目を新設すると言うのだ。
文字通り、彼の世話をする係で、カレンが秘書的役割だとしたら、翔太当番は汗を拭いたりご飯を食べさせたり、下の世話までするユーティリティーな役割だった。
そしてその最初の当番に選ばれたのが、またしても黒ギャルの柳律香だった。
公平に相部屋の権利を手に入れたにも関わらず彼の我がままで我慢させられたので、カレンなりの配慮だった。
そして当番の子には、毎朝感謝のキスをしてあげるよう言ってきた。
世話をしてもらうんだからご褒美をあげなくちゃと尤もらしく言われると、こういう身体的接触にはあまり疑問を持たない彼は恥ずかしがりながらも、あまり強く拒否しない。
さっそく律香が顔を近づけて来ると、カレンは気を利かせて他のクラスメイトたちに反対方向を見させて、即席の二人だけの空間を作ってあげた。
苦手なギャルといえど、ここまでお膳立てされては断れず、くちゅくちゅと音をさせながら律香とキスをし始めた。
唇を離すと二人の唾液が混ざり合って糸を引いていた。
嫌われていると感じていた彼女はキスを受け入れてもらえて素直に喜んでいた。
その表情に、彼も思わずドキッとさせられてしまう。
彼の膝の上に乗りながらもう一度おねだりしようとするが、彼は股間が疼きだしたのかちょっとトイレにと言って席を立とうとした。
しかし、気持ちよさで足の力が抜けていたのか椅子の足に足を引っ掛けてすっ転んでしまう。
そんな些細なことでも教室はざわめき、うっすら手のひらが赤くなっただけでもカレンは騒ぎ立てて保健室に無理やり連れて行った。
保健室の先生は毛先を遊ばせたミディアムヘアーの、幸が薄そうな黒髪美人だった。
彼女は取り乱すことなくささっと消毒して処置を終わらせてくれた。
古傷も治せるといいのになんて気遣わしげに微笑んでくれながら、やっぱり人類の宝たるあなたに何かあったらいけないから、念のために全身スキャンするわねと言い出し、彼をベッドに寝かせた。
彼はその、世界で男が自分一人だけだと言うのが未だに信じきれないでいたが、そのことを疑いつつも前かがみになった先生の胸の谷間とブラチラの方が今は重要だった。
もしかしてこれもカレンが仕組んだ不意打ちのメイティングのシチュエーションなのかとさえ思ったが、先生はあっさり調べ終わって腰を上げた。
その時、今寝ているベッドが妙に大きいのに気付いて訊ねてみると、なんでか分かる?と質問で返されてしまった。
すると様子を見に来たカレンがカーテンを開けた。
彼はなんともないと答えるが、いやまだ治ってないでしょうと返され、カーテンを全開に。
そこにいたのは、既に経験済みの東堂、一条、柊の3人だった。
やはりこれもカレンの仕組んだ作戦だった。
これからはこういう時に一肌脱ぐのが翔太当番の役目なのだが、まだ始まったばかりで戸惑いを隠せない彼のために、今日だけは裸の付き合いを済ませた3人に任せて、彼に気持ちよさだけを味わってもらおうという腹積もりだったのだ。
翔太の繊細な傷のことを一番よく知っている柊が最初にベッドに上がった。
優しくシャツのボタンを外して傷痕が見えるようにし、そっと舌を這わせていく。
やり方が分かった二人はまず自分が服を脱いで柔らかい感触で彼を安心させてから、体中に散らばっている痕に優しく口づけをしていった。
翔太が女の子みたいに可愛く喘いでいる様子を、カレンは迷路のパズルを転がしながらモニターしていた。
もう3人も一度に相手にするほどヤリチンになってしまったのが良かったのかどうか、彼女らしく少し小バカにしたように笑って観ていた。
そうして、黒ギャルを受け入れさせたり、いじめの傷痕を仲良くなった女の子に癒させてあげているのも次の段階へ進ませる作戦だった。
次に控えさせていたのは、翔太の本当の同級生。
5年前に同じ教室に通っていたほしのだったのだ。
感想
終末のハーレム29話でした。
やっと出てきた!いじめっ子は別として、一人だけキャラを立たせていたので再登場するだろうと思ってました。
こうなったら、彼が好きなアイドルグループのメンバーも出して柊と3Pがナイスアイデアだと思います。
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