著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2018年2・3号

ゆらぎ荘の幽奈さん89話~91話
ネタバレ感想

ゆらぎ荘の幽奈さん89話と90話と91話のネタバレと感想、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

急遽、湯煙温泉郷の野外フェスの出演が決まったゆらぎ荘の住人たち。

売れっ子アイドルのプロデューサーに厳しいことを言われたけど、ついにステージへ。

しかし、曲が始まってしばらく幽奈が煙のように消えてしまった。

 

 

89話

ミスなく順調な滑り出しだったパフォーマンス。

しかし、プロと比べてパワーがない彼女たちのステージに観客が白けてしまい、今までとの盛り上がりのギャップに彼女たちも冷や汗が滲み出てくる。

 

その直後、いきなり幽奈の葉札術の肉体が消え失せてしまった

 

霊力のない人間には服だけを残して消えたようにしか見えず、その場に本人がまだふわふわ浮いているなど知る由もなかった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

袖でステージを見守っていたこゆずは無理に間に合わせた葉札のせいだと責めて泣いてしまうが、逆に幽奈は自分の我がままに巻き込んでしまったからだと責める。

 

幽霊は自分を受け入れてくれる周りの人たちの厚意に報いるため、生きる者と同じように頑張ろうと思っていた。

でも、結局失敗したことで、やはり幽霊は幽霊なのだと後悔しそうになった。

 

その時、他の3人が彼女の背中をバシッと叩いた。

それは、生活と練習を共にしてきた3人だからこそできる、最善の励ましだった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

文字通り背中を押された彼女は頬をバシッと叩いて気合を入れ直し、衣装を回収して袖に引っ込み、自分ができることを考え始めた。

 

すると、観客が一気に盛り上がり始めた。

 

ステージ上ではとんでもないトラブルだったが、マジックショーさながらの消失イリュージョンだと勘違いしてくれたのだ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

その様子に災い転じて福となすだと思った幽奈は、あるプランを思いついた。

 

 

やがて一曲目が終わって間ができると、幽奈はトゥインクルスが観客を楽しませることが第一だと言っていたのを伝えた。

 

その意を汲んだこゆずは葉札術を飛ばして4人の衣装をフリフリミニスカ浴衣に変え、それで再び観客に目にも止まらぬ早着替えだと思わせて盛り上げる。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

舞台上の出来事は全てイリュージョン

 

なら、もう自分たちの全力を出してやればいいと意見がまとまり、いざ本意気のパフォーマンスが始まった。

 

 

まずは狭霧がクナイを円陣のように出現させ、それを夜空に飛ばして花火のように爆発させた。

それに触発された雲雀は宙に浮かせた手裏剣に乗り、ステージを飛び出して夜空を駆けながら歌った。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

夜々はお馴染みの猫神様を召喚して頭に乗り、こゆずが煌びやかな葉札照明で彩りを加えた。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

その後に続き、幽奈は全身タイツでも履いて何かしてやろうとした時、観客が彼女の姿を視認できているのに気がついた。

 

それはいつも裏でサポート役に徹していい仕事をするうららの仕業で、この会場一帯の霊力を式神を使って増幅させ、一時的に観客の霊力を上げたのだ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

これならただ自由自在に飛び回ってみせるだけで、種も仕掛けもない理解不能のイリュージョンだと思ってもらえる。

 

幽奈はマイクを掴んでステージを飛び出し、3人と一緒に観客の上空を飛び回った。

 

上がるボルテージ。

弾けるシナプス。

驚愕怒涛の連続に、今夜最高の盛り上がりを見せた。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

 

熱いフェスは大成功のうちに終幕し、ゆらぎ荘グループは開催者側から労いと感謝の言葉をかけられ、ようやく肩の荷を下ろすことができた。

 

そこにプロデューサーとトゥインクルスがやってきた。

Pはあんなのは音楽ステージらしくないと言いつつ、前人未到のイリュージョンパフォーマンスをやった彼女たちの実力を素直に認め、手厳しいことを言ってケチをつけたことを謝った。

そして、観客の一人として最高の笑顔を見せてくれたのだった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

著者名:ミウラタダヒロ 引用元:少年ジャンプ2017年52号

 

まさに大団円。

 

芸能界へのパイプもできた一夜は、笑顔だけに包まれて更けていった。