
サタノファニ248話249話
ネタバレ感想
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千歌たちとは別に動いていた霧子らは羽黒刑務所に乗り込むが、所長の勘で警備隊が待ち受けていた。
極悪大企業の大犯罪を白日の下に晒すため、メデューサ達は命を懸ける。
248話
神崎と隊長の対戦はさすがの迫力だった。
ストレートをぶち込まれても神崎は即座フックをぶち込み返し、五分五分の殴り合いをスタートさせた。
待ち構えられていたことから悪事の証拠が破棄されていることを懸念する西だが、道隆の考えでは、ならば堂々と家探しされても問題ないはずで、返り討ちにしようとしてくるならまだ証拠が残されているはずだった。
とにかく警備隊を倒すかやり過ごさないと満足に動けないので、道隆は西に改めてミッションを頼んだ。
斯波はまだ話が通じる若本を説得しようとするが、ちんたらやってられない美依那が前に出ると鞭のようにしなる薄い金属ナイフのウルミを振り回して、先制攻撃をしかけた。
若本はそれを息を目いっぱい吹きかけるだけで切っ先を吹き返すと、さすがに脳筋過ぎる防御に驚いた美依那のどてっ腹に膝蹴りをぶち込んだ。
しかしメデューサの連携もなかなか、瀬里が防弾ベスト越しとは言えショットガンをぶち込み、さすがの脳筋にも小さくないダメージを与えた。
それでもやられっ放しではないのが脳筋で、若本はカウンターの蹴りを瀬里の腹にもぶち込み、身体能力の高さを披露していく。
美依那が髪を引っ掴まれるとさすがに斯波が止めに入り、極悪企業五菱の罪を暴きに来ただけで、争うためじゃないと説得にかかり、若本のまともな心に訴えかけた。
仕事だと割り切って職人気質を気取っても、五菱に従っている限り悪事の片棒を担いでいることになる。
しかしそんなことは関係なく、若本にとって暴力性を買われて警備隊に所属している以上、それを貫くことが彼にとっての正義だった。
ということで若本は頑固な脳筋だと思い知ったところで、霧子とゴリラの戦いも正面からぶつかり合い、細腕だが重い連打が巨体に全部クリーンヒットし、情けなく巨体が地面に張り倒された。
そのフィニッシュの隙を狙った角刈りがいやらしく不意打ちをしかけ、霧子にも大ダメージが食らわされそうになったその時、道隆は準備が整ったのに気づき、持ってきた閃光弾を転がした。
西が隔壁を開けてくれたおかげで奥への道が開き、警備隊が怯んでいる隙に一行は一気に奥へ走り込んでいく。
しかし追いつきそうだった隊長を止めるために神崎が一人で残り、男の娘組長を先に行かせたのだった。
神崎の死亡フラグが現実になる前に、メデューサ達は目標を奪取して島から脱出できるのか…