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千歌は昼と変わらない正気を保って廊下に出た。

 

夜の刑務所に薄気味悪さを感じながらも、不思議と恐怖を感じずどこか全能感さえあった。

 

前にも一度感じたことのあるような気がしながら進んで行くと、見たことのない脇道があるのに気付き、導かれるように入っていった。

 

 

その先は、だだっ広い部屋に繋がっていた。

 

薄暗い部屋の中に、先客が一人いるようだった。

 

それは、露出度満点のボンテージ衣装を着たカレンだった。

 

 

千歌の当然の疑問に答えようともせず、いきなり鞭をしならせて千歌の服と身体を切り裂いてきた。

悲鳴をあげて蹲る千歌を見下ろしながら、鞭に滴る彼女の血を舐め取るカレン。

 

 

なぜこんなことをするのか?

私の血を飲んだ!?

 

様々な疑問と痛みに支配される千歌に構わずに、「あなたの血はまろみもあって喉越しも完璧で、ザーメンよりデリシャス」と笑みを零してから、また鞭を持つ手に力を込めた。

 

 

叩いて柔らかくして夕餉にしてあげるわ、子豚ちゃん。

 

訳が分からず戸惑うばかりの千歌を見て、まだあの夜のことを思い出していないのね、と漏らすカレン。

それも意味が分からない千歌だったが、カレンは気にも留めずに目玉コレクション殺人鬼の本性を露にした。

 

 

二人の戦いをモニターしていた所長は、改めて千歌が起こした殺人事件の映像を見返して、通常時とサタノファニ状態のギャップに欲情していた。

 

 

そしてカレンが今にも千歌を殺そうとしているところを、部屋の出入り口辺りでカチュアが見つめていた。

 

 

感想

サタノファニ11話でした。

カレンが退場しそうな気配がプンプンしますが、単純に千歌が覚醒してあっという間に殺してしまう、じゃあおもしろくないですね。

きっとここに次々と参戦していって、しっちゃかめっちゃかになるんでしょう。新人がくるっぽいので、もしかしたら八つ墓村の巴が大量にやっちゃうかも知れませんね。

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