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そんな中でも、やはりプログラミングは止められなかった。

少し前まで勤め、今の夫と出会った会社は、ついに残業を全面禁止にしたらしく、その皺寄せは各担当者に丸投げされているだけで時短ハラスメントなんて囁かれ、何も問題は解決していないようだった。

そうなると予想していた蜜は、密かに自動集計プログラムを構築していた。

それを夫に打ち明けると、本当に助かると喜んでくれた

復讐の未亡人
著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic23号

 

優吾は趣味と実益を兼ねた美月の技術を嫌がったが、今の夫はこだわらずに受け入れてくれた。

それは蜜にとって、シンプルに嬉しかった。

 

 

 

陽史は誘拐された密の子供を捜し続けているが、それらしい情報さえ手に入れられていなかった。

生きていれば12歳

 

あの火事の直後、焼け跡から見つかった遺体が男性3人分しかなかったので、カオルはうまく逃げたのだと分かっていた。

復讐の未亡人
著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic23号

 

そのカオルが逆恨みして誘拐したかどうか、どこにいるのかも分からなかった。

当時の陽史は、自分がカオルなら優吾を殺して美月と自分の妹への復讐とするだろうと考えたが、美月は自分がカオルなら、人生をリセットして再スタートするはずだと考えていた。

 

 

そんな子供の頃の記憶を思い出した時、さっぱり髪を短くした学校帰りらしい凛が声をかけてきた。

そして、萌愛の母と悪魔を引き離すことに失敗したと報告された。

復讐の未亡人
著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic23号

 

あの時、結局萌愛母は連絡先を消去しておらず、GPS機能によると今もアパートで一緒にいるようだった。

それでも看護師の彼女が悪魔を病院に連れて行った様子はなく、凛はしばらく様子を見るつもりだった。

 

 

悪魔はすっかり俊の亡霊に怯え、頭を抱えて震えていた。

そんな情けない勝浦を萌愛の母は見捨てず、助けを請う彼にそっと寄り添っていた。

復讐の未亡人
著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic23号

 

 

復讐が失敗したものの、萌愛は母の興味があの男に移ったことに安堵しているところもあった。

なぜなら、優しく惜しみない愛情を注いでくれる代わりに、いざ母が傍にいないと自分が全く自立できない人間だと分かったからだった。

萌愛の母の優しさは、危険性を孕んだ優しさだった。

復讐の未亡人
著者名:黒澤R 引用元:毒りんごcomic23号

 

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