91話
堂島姉妹に銃口を向けられ、高木が待つ部屋に案内させられていた女医は、怪我の治療もしたし今までも紳士的に接してきたのだから、脱獄なんて考え直せと説得しようとする。
それが瀬里の怒りをより増幅させた。
紳士的などと言いながら、殺人鬼に仕立て上げて人生をめちゃくちゃにしたのは他ならない女医と羽黒。
それに、このままでは遠からず真希の精神が壊れてしまうだろうことが気がかりだった。
だから、洋子が何を言おうと、今更脱獄を止めるわけにはいかなかった。

一方、晴れて父親の呪縛から解き放たれた仁奈は霧子たちに別れを告げているところだった。
さすがに羽黒が待機させているボートに乗せるわけにはいかず、かといって天童組の残党をまとめあげる役として殺すこともできなかった。
それでメデューサが納得したのも、霧子の言葉があってこそ。
霧子との別れにせめてもう一度声をかけて欲しいと思った仁奈が切なげに目を潤ませたその時、仁奈は名前を呼ばれて振り返った。
すると霧子が、熱いキスをした。
カラオケルームに二人きりでいた時と同じように舌を絡ませるベロチューをされた仁奈も舌を出して受け止め、くちゅくちゅといやらしい音を奏でていく。

他のメデューサに見られていても構わずラブラブなキスをしまくると、仁奈は股間にドクドクと熱く滾るものを感じて足から力が抜け、その場にへたりこんだ。
キスだけで感じ過ぎた仁奈を見下ろした霧子は、自分も泣きそうになるのを我慢して頬を染め、サムアップでキスの続きをする再会を誓った。
何よりも嬉しい言葉を聞けた仁奈は、ただ一言返事をした。

その頃、堂島姉妹は女医たちが使っていたモニタールームに到着していた。
船内の監視カメラをハッキングして監視されていたと知った瀬里は怒りがこみ上げてパソコンを蹴り飛ばすが、危機感のない高木は女医に恨み言をぶつけようとする。
瀬里がまず耳錠とリストバンドを外せと吾妻に要求すると、女医は諦めて吾妻に外すように指示した。
晴れて二つの器具が外れて開放感を得た姉妹は笑顔を零すも、気を緩めず肝心の解毒剤を出せと要求した。

しかしない物は出せない女医は正直にここにはないと改めて答え、好きなように探せばいいと言い返す。
これ以上言っても無駄だと判断した瀬里は女医たちに銃口を向け続け、真希に探すよう指示をした。
だがなかなか見つからないことに苛立ち始めた瀬里は、女医が海上保安庁のことを気にし出すのにもイラついて引き金を引き、女医と高木の間のギリギリを狙って撃った。
直後、真希に声をかけられてやっと見つかったと思い安堵したが、妹の報告はどこを探しても見つからないだった。

信じられない瀬里は真希と見張りを交代して自分で探し始めるが、女医は諦めさせるために相変わらずの冷静な口調で解毒剤を持ち込んでいない理由を説明した。
毒の使用はメデューサに従ってもらうためであると同時に、脱獄させないための布石だった。
瀬里は貴重な実験体の自分たちを殺すまではしないだろうと踏んでいたが、女医の考えは、逃げられるくらいなら死んでもらった方がいいというものだった。

これで、瀬里は脱獄=死しかないと理解した。
それでも姉妹仲良く穏やかな南国暮らしを夢見ていた瀬里は信じたくなく、銃を取り上げようとする高木の行動にキレてしまった。
穏やかに話しかけながら諦めるよう諭してきただけの高木に銃口を向けるや、激昂したままにヘッドショットをキメてしまうのだった。
まさかの事態に女医も驚き、吾妻は悲鳴をあげた。
そして真希も、完全に冷静さを失った姉に戸惑うしかなかった。
感想
サタノファニ89話90話91話でした。
水野にぴったりの最期でしたが、スプラッターホラーみたいに気持ち悪い死に方でしたね。
ファイナル・デスティネーションシリーズであったかも知れないし、なかったら採用されそう。
特に見せ場もなく死んだ高木と、別れ際のアヘ顔が男でもエロ可愛い仁奈でした。
https://www.kuroneko0920.com/archives/58603



















![「子[村]繁栄」ネタバレ無料漫画。村内だけで血を繋いできた結果が男現象でも念願の幼馴染み子作り4Pで初体験](https://www.kuroneko0920.com/wp-content/uploads/2026/07/650ab8c457ad5d56e20a286e3389de5c-300x225.webp)























