49話
石垣島旅行まで残り三日。
パピコから自撮り付きメッセージが送られてきた零は、ベッドに寝転がりながらもちと一緒に写っているたわわな彼女を観賞した。
アメリカが滅亡の危機に瀕していても全く影響のない日本在住の彼らは、映画談義に花を咲かせながら登校。
中島がマーベル映画を批判している巨匠をこき下ろせば、零は穏やかにただの同調はせず、自分の意見をしっかり述べた。
そして中島が夏休みの予定の話に切り込んできたので、零はあっさりとパピコと旅行の予定があることを表情で白状し、ミーハーで羨ましがりな友に騒がれてしまう。

相変わらず英雄とラブラブな友を羨ましがりつつも、決して言いふらしたりはしない中島は変わらず吉〇里〇との初セック〇を淡く願い、万が一の可能性に懸けていた。
零はあくまで観光が主でヤリまくる予定はないというが、すると中島はまた喚き散らして無理難題を押し付けようとして、現実の不平等さにちょっとジャンプして抗議した。

一方、未来から来たランドセルブリーフチームは仲良くラーメンに舌鼓を打っていた。
食べ終わったら何で出汁を取っているのか議論を交わし、食後の余韻も楽しんだ。
その時、パピコのSNSをチェックしていた塩沢はおすすめラーメン店のグルメサイト評価がなかなかに高いのを発見し、すぐに情報を共有した。

すると彼らはその店に向けて走り出し、最早パピコ捜索は完全に後回しにしていた。
今日も忙しいパパは帰りが遅く、夕食はママと零の二人で摂っていると、パピコがまた何らかの番組にゲスト出演していた。
既に石垣島旅行について聞いていたママは、多忙を極めていそうなパピコが三日も休みを取れたことに驚き、ホテルまで取ってくれたと知って色んな意味で感謝仕切りだが、息子にはちゃんと釘を刺しておいた。
あくまで未成年と大人なのだから、セック〇はお預けだと。
会うたびにヤっているなんて想像してないのか、母親として一応釘を刺したのか、とにかくママの顔は真剣だった。

今日もアメリカ情勢をラジオで聞きながら勉強していた零は、パピコのお休みメッセージで一日を終え、授業中はSNSで彼女を観賞し、いよいよ翌日に控えた旅行を思って胸が高鳴り始めた。
そして、パピコのラジオを聴きながら零は目を閉じた。
翌朝、帽子にTシャツにリュックの軽装で家を出た零。
駅に着き改札を潜り、何気ない休日の遠出と変わらない感じで車窓を眺めて揺られていく。
やがて空港に着くと、パピコも同じくらいのタイミングで着いたようでスルッと会えた。
パピコは顔バレ上等なスタンスらしく、ピンク髪丸見えの帽子に薄いサングラス、爆乳がくっきりのぴったりTシャツにホットパンツといつも通りかつ、浮かれた格好だった。

いざ、二人の初旅行が始まる。
感想
ギガント47話48話49話でした。
パピコと零の恋愛パートから、唐突なギャグ回になりましたね。
このタイムロスが後々響いてくるのか、彼らのモチベーションに変わるのか…
とにかく当分パピコとは接触できなさそうです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/67481
https://www.kuroneko0920.com/archives/14995







































