ヤンキーJKの騎乗位か、売れっ子声優の爆乳か…
幸先良さそうなフリー編集生活を切った加藤は積極的に新人発掘をしながら、家では若くて初体験したばかりのカップルらしく、エッチに励んだ。
ただ、エロ可愛すぎる來咲が跨ってくれていても、コンタクトを取ろうとした絵師から軒並み返信がなくて焦り始めてもいた。

その後もイベントに顔を出して色々声をかけまくるが、大手出版社の肩書を失った得体の知れないフリー編集者では一気に信用性までなくなり、誰も相手にしてくれなくなった。
来咲からも手荒い励ましをもらった加藤は少し目線を変え、まだ漫画家になっていないイラストをアップしている人に狙いを絞ってメッセージを送ることにした。
それも当てが外れはしたが、來咲が見繕った相手は漫画描きに乗り気な返事をくれた。
漫画からは程遠いアート作品の人なので期待薄だったが、結果的に超上手い漫画を描いて最高の作品を生み出し、一発で連載を勝ち取ってくれた。

來咲の目利きでうまくいった加藤はしかし、うまくイキすぎたことで秘めていた傲慢でドライで即物的な一面を露わにし始めてしまう。
漫画への愛と漫画家を応援する気持ちよりも、社会的な地位、ビジネス成功を重視し始めた加藤はトントン拍子に敏腕フリー編集者の地位を確立して業界でも評判の人になった。
部屋も高層マンションに引っ越し、見た目もこざっぱり清潔感を意識するが、一緒に住んでいても忙しくなるにつれて來咲とのコミュニケーションは減り、安孫子やつむぎとの打ち合わせも雑になり、仕事はするが信頼を失っていく。

奈々子は愛変わらずラブラブオーラを放ってくれるが、加藤は幼馴染みが夢を叶えた瞬間も他人事のように見た。
來咲の初連載作のアニメ初回放送日の夜。
一緒に地上波放送を見る約束をすっぽかされた來咲はしかしいつもみたいに激昂せず、録画を見るのも止めて久しぶりのセック〇を自分からけしかけた。

翌朝、下手に仕事が軌道に乗って漫画編集者や人としての良い所を全て失った加藤は見限られ、來咲は別れを告げて実家に戻った。
書き置きだけで伝えられた加藤は、別れを淡々と受け入れるほど心が乾ききっていた。
別れたことを伝えると編集長にも呆れられ、あれだけ童貞を狙ってウザいくらいだった二宮の胸の谷間を覗き込み誘うと、当然ゴミを見る目で見られてしまう。

どうしようもないクズになった加藤はクズ街道をひた走ることにし、好意を寄せ続けてくれているのをいいことに奈々子の部屋にお邪魔した。
そして來咲と別れたこと、周囲の人にどんどん愛想を尽かされていることを白状した。
しかし奈々子は健気にとっておきのドレスに着替え、変わっていない気持ちを伝え、勇気を出して誘った。
誘われた加藤はただ淡々と脱がし、今をときめく売れっ子声優のエロ下着姿を眺めた。

また勇気を出して処女だと打ち明けた奈々子の勢いに任せ、ベッドに乗った加藤。
來咲としか経験がなく、一世一代の告白をして緊張している女の子を前にしても澄ましているクズ男。
爆乳を見ても、揉んでも、奈々子が震えても、息を乱しても何も感じない。

ただ、奈々子が乱れる程にある光景がチラついていく。
人として男としてもクズに成り下がった加藤は、このまま奈々子の気持ちに応え、來咲と完全に終わらせるのか…
感想
ヤンキーJKの異常な愛情5巻にて完結です。
面白度☆6 クソ度☆8
仕事がうまくいって金も入って少し変わっちゃうのは分からなくもないですが、金遣いだけならまだしも、人間的にいけ好かなくなりたくはないですね。
ちょっと加藤が変わり過ぎてラストまでクズさを引きずったので、せめてもう少し丁寧に描いて締めて欲しかったですし、來咲もかなりめんどくさくて付き合える人を選ぶタイプなのに、加藤まで欠点を強めてしまうのは読み心地が悪くなり過ぎましたね。




































