137話
座礁した船。
群がるシマビト。
動かない遭難者。
磔にされているアキラと小早川先生。

脱出があえなく失敗して絶望的な状況になっていた。
しかしそれでも、アキラは不屈の意思で蛮族を睨みつけ、母猫が威嚇するように唸っている。
ここまで何かできてきた訳じゃない小早川は、とにかく助けてもらえることを願うばかり。

他にも捕らわれた女たちが運ばれていく中、少し離れた岩場に引っかかっていた鈴村は、フッと意識が薄れていった。
マイルを後ろに乗せて飛ばしていた啓太。
父の形見だから丁寧に乗れと言われている間に海岸線に到着すると、ビジョンで見えたのと同じような光景が広がっていた。
マイルによれば、ギョウの将衆まで出張っているのは珍しいらしく、自分たちが手出しすることは許されていないという。
それよりも二人が慰み者になろうとしているのを見た啓太は、ビジョンの中に鈴村の声を聞いた。

直後、斜面を駆け下りた。
勇ましく駆け下りたというより滑り落ちた啓太は不幸中の幸いで見つからずに済み、急いで小さく灯りをともして鈴村のところに急いだ。
その頃、嵐が治まっていくのを眺めていた市原と島崎は、何か物音が聞こえるのに気づいた。
その主は、島に漂着しながらも命からがら逃げ切った男二人組で、さっそくシマビトの狂気に晒されながらも美少女二人との遭遇で性欲を昂らせた。

相手が何者か、どんな奴かも分からないので、市原たちは警戒を緩めずに近づくなと警告するが、こんな状況でもヤルことしか頭にないゲス共は容赦なく石を投げつけて襲いかかった。
そして怯んだ瞬間、襲いかかられた市原は欲望を剥き出しにしたモミアゲピアスに服を破られ、やわパイをさらけ出さされてしまう。

直後、島崎が棒でピアスの足を払って転がしてやった。
相手が容赦なく襲いかかってくるのなら目には目をの島崎は、遠慮なく脳天をかち割る勢いで綺麗な面を振り下ろした。











































