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190話

正面の扉を開けたのは千歌ではなくだった。

 

 

だとしても全員の注目は信者の彼に注がれ、まだ入れる立場にない彼の行動を咎める心が生まれるばかりか、今さら恥じらいが芽生えたのか、犬養がはだけている前を隠した。

 

その隙を見逃さず、若本がしぐまに襲いかかった。

 

その程度で教祖は慌てず若本の動きを見透かそうとし、背後に二人忍んでいるのも見えたものの若本の身体が邪魔で背後の二人の動きがはっきり見えなかった。

 

その二人こそ教祖の弱点を知った千歌と小夜子の二人で、斯波が命名したジェットストリームアタックで仕留めにかかったのだ。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2021年51号

 

 

 

最期に男になった斯波のためにもという気持ちが芽生えた直後、道隆たちを案内した聡と鉢合わせ、状況を教えられていた。

 

カレンが医務室で眠っていること。

道隆と隊長も奥ノ院にカチコミに行こうとしていること。

倉庫から入れるようになっていること。

 

まさか兄がいるなんて思いもしなかった千歌は、色々な動揺が芽生えた。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2021年51号

 

 

敵が大勢いる中でどうやって教祖の前に3人並ぶかまだいい案がなかったが、小夜子はすぐ聡にも手伝ってもらうことを思いついた。

 

それはそれとして、道隆がいる状況で千歌が人を殺せるのか。

 

小夜子がそんな心配をしても、かつての日常に戻れる可能性を信じると共に小夜子と地獄に落ちる覚悟もできている千歌は、変わらず手を下せると言い切った。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2021年51号

 

 

こうして作戦通りに、聡に注意を向かせた隙に奇襲を仕掛けた。

 

 

 

千歌が頭を狙い、小夜子が竿を斬り落とす上下同時斬撃が間近まで迫り、教祖はどちらかは食らうしかないと悟った。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2021年51号

 

 

しかしイチモツを狙うのは法悦の虜にしたはずの小夜子で、マラを斬り落とせるほど呪縛から逃れられていないだろうと見越し、頭を守ろうと考えたが、また即座に小夜子は本気で取りに来るとも分かった。

 

その瞬時の葛藤で動きが遅れ、両方とも躱し切ることができなかった。

 

 

犬養が割り込んで更なる追撃は免れたが、小夜子が法悦の虜になっていないのは思わぬ誤算。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2021年51号

 

 

斯波に心のチン〇を勃起させればいいと教えてもらった小夜子は、もう尻が疼くことはなかった。

 

 

感想

サタノファニ188話189話190話でした。

まさか殺戮性交教団の影の支配者が、主人公みたいなカッコいい真似をするとは思いませんでした。

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https://www.kuroneko0920.com/archives/81881