253話
ハイランダーをパシらせた仁科が飛び寄ったのは、砂嵐渦巻くサンドリオ。
何てことはなく嵐の街に降り立つと、出迎えてくれたのは懐かしき槌使いのカヅチ。
仁科こそ嫉妬深い神だと思い込んでいるので歓迎などせず、端から喧嘩腰だが、仁科は穏やかに人違いだと教えてあげ、長命種のハイランダーが保証する立場に回った。
どうも事実っぽいのでゆっくり話を聞くことにしたカヅチは、落ち着ける場所に招くことにした。

豪華な家具と設えで砂嵐が気にならない屋内に移動し、改めて仁科が記憶を取り戻し、本当の嫉妬深い神がカルンナッハで封印されている事について話しを再開。
勘違いで人間の女をどう始末するか100年も頑張っていた徒労をカヅチは自虐るが、最大級の殺意を向けられていたことはさて置き仁科は、ヨータが嫉妬深い神打倒のために国母殺しに挑戦しようとしていることを説明した。
さすがに崇拝の対象である国母殺しなんて言われたら、砂漠のガーディアンたちは気色ばんだ。

しかし国母こそが嫉妬深い神を守り、万死に値する罪を犯し、まず国母を殺さなければ崩月の呪いから解放されないと、仁科は冷静に続けた。
衝撃の展開にカヅチを考えることを放棄しかけるが、彼がそう判断したのなら本当に不可欠なことなんだろうとも理解し、頭を抱えながらもテンションを下げた。
ちょっと間をおいてメイド服のバニーユが、それはそれとして何しにここに来たのかと問うた。
すると仁科は虚ろな目で3人を値踏みするように見据えながら、忘れ物を取りに来たのだと答えた。

一方彼は、全歯抜きは少なからず国母攻略に近づくかも知れないことをみんなに話していた。
歯を抜くというエグイ事前対策に真っ先に反応した豚メアリーの椅子にチョコンと座る姿の、何と愛らしいことか。
もちろん歯を抜いて勝てる訳もないだろうが、事前情報があるだけ今までのギャンブル勝負に比べたらマシ。

とは言え今までは残機があったからギャンブルでもイケた訳で、次は負けたら本当に死の絶対に負けられない戦いであり、確実に勝てる情報を持って挑む必要がある。
そこで豚メアリーはヤールヤー戦のように、戦闘中に何かしら攻略の糸口があったはずだと、国母との戦いをそれぞれが振り返ってみようと促した。
その頃、裏切って魔女になったモモはリーメアリーへの反逆で目隠し捕らわれ状態だった。
ただ小賢しい裏切り者は、見張り兵に男を存在を明るみにして本能を刺激しつつ、リーメアリーが欲望のままに男独占に走り、それを正そうとしたのが自分だとのたまった。
どちらにつけば交尾できるか、それで冷静な判断と思考ができなくなった見張り兵は交尾どころか早めに最期を迎えさせられてしまう。

感想
パラレルパラダイス251話252話253話でした。
希望だけ持たされてもどうしようもないリリアが奇跡を起こすのか、このタイミングで現れた仁科が何をもたらすのか、選ばれし二人の出会いもあるかも知れませんね。
「パラレルパラダイス」ネタバレ最新254話255話256話。脳みそくちゅくちゅポックルパワーアップでも足りず…






































