ゆらぎ荘の幽奈さん66話
ネタバレ感想

朧は少しずつでも人間に近づこうとしていた。

それは心もそうなのだと感じた千紗希。それは恋のライバルが増えるということ。

では、呑子はどうなのだろうか?

 

 

羽良嶋累再び

呑子の漫画が載っている月刊マーマレードの本社がある東京。

 

彼女の担当編集羽良嶋累は、正式にはまだだが突然の部署異動の話を持ちかけられて驚いていた。

 

担当すること二年弱。

長いような短いようなと想いを馳せていたら、先輩編集がその話題を振ってきた。

 

後任は是非俺にやらせて欲しいな~と、鼻の下を伸ばす男性編集。

 

確かに美巨乳美人で見た目のスペックはゆらぎ荘でもトップだろうが、酒呑童子の血を引く酒豪だとは知らないから暢気に言えること。

もちろん、下心ありきの編集など近づけたくはない累だった。

 

 

さて、一月ぶりの打ち合わせに向かった累。

 

新宿から特急で一時間半の道程をわざわざ行く必要もないのだが、蜜に打ち合わせをするためだと表面上では繕いながら、その実、自然の中のタダで入れるゆらぎ荘の露天風呂が目当てであったのだ。

 

この温泉も入り収めになるのかと思っていると、一升瓶を携えた呑子先生が乱入。

いつもながらの酒飲みっぷりを発揮しながら、乳を湯に浮かすという漫画のような離れ業をナチュラルにやってのけるが、どこか嫌みに映らない。

 

 

あの男性編集が鼻の下を伸ばすのも道理だと思う累。

 

美人・美巨乳でナイススタイル。

 

しかし、痴女っ気があり酒ばかり飲んでいるのが全てを台無しにしていた。

 

それよりも早く担当を外れることを言わなければならないのだが、どうしてか言い出せないまま、予定通りの打ち合わせに入ってしまった。

 

 

女子が夢中の少女漫画を描いている呑子。

次の展開は、ガサツ系女子が主人公グループの男子に告白するというものだが、彼は転校して離れて行こうとする直前。

そこで、どうやって彼女に告白させるかどうかを二人で練っていた。

 

ただ累に言わせると、少しスムーズにいきすぎてハラハラ感が足りない。

 

ならば、ガサツで体力系少女のイツミを走らせようと呑子は提案するが、それは妖怪だからできることであって却下。

 

 

では電車を追いかけるのは採用で、もう少しリアルに自転車立ち漕ぎで決定することに。

 

それをネームにしてみると、確かに盛り上がりが出て、グッと良くなった。

 

今時の子にしては違和感がありますが、と言う累に対して、大切な話は直接したい子も多いわよと返す呑子。

 

それはそれとして、アイデアを出して作品を良くしてくれたのならちゃんとお礼をいう呑子。

それでも、累は言い出せずにいた。

 

 

もう遅いので泊まらせてもらうことにした累。

 

部屋で飲んでいるうちに、男日照りの本心を爆発させていく。

 

しかし余裕を見せる呑子は、コガラシにチョコあげるも~んと打ち明けるが、それはアシスタントへの義理でしょうがと言い返す累。

 

タイプは!?と訊くと、「累ちゃんみたいな人かな」と言うので、思わず酔いじゃない熱が回ってしまう。

 

そしてそのまま潰れてしまった。

 

 

 

潰れたのは、前担当から引き継いで初めて呑子を紹介されたとき以来だった。

 

実は一歳しか違わない二人だったが、それなのに漫画家として活躍している呑子に憧れ、漫画にハマリ、純粋なファンだった累は、担当のお役が回ってきて有頂天になっていた。

 

そしてお近づきの印に前任と3人で飲んでいたら、あまりのうわばみぶりについていこうと飲み過ぎ、部屋の中で吐くという失態を犯してしまったのだ。

 

なのに、逆に謝られて優しくしてくれた。

それからはもう、ある意味恋する乙女と言えなくもなかった。ああ、呑子先生・・・

 

 

目が覚めると、湯に浮かぶほどの巨乳に包まれていた。

 

慌てて離れようとするが、そっと引き寄せられて、あの時以来に潰れたけどどうしたの?と先に訊かれてしまう。

 

そこでようやく異動で担当を外れると言えた累。

 

すると呑子は、思った以上に取り乱すのだった。

 

涙を流し、抱き合いながら別れを惜しむ二人。

 

 

しかし後日。

あの男性編集とセクハラを注意した編集ができちゃった婚からの寿退社と言う流れで、累の異動は湯煙のように消えたのだった。

 

 

感想

ゆらぎ荘の幽奈さん66話でした。

やっぱり呑子が好きです。

母性を感じさせたかと思いきや、どうしようもないところもありつつ、仕事を頑張って少女に夢を与えるまでになっている。

色々ギャップがあっていい感じです。

次回はバレンタイン回っぽいですが、まあチョコ塗れになるのは必至でしょう。おそらく朧が身体に塗りたくってプレゼントすると思います。

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