
女神のカフェテラス4巻
ネタバレ感想
女神のカフェテラスのネタバレ無修正エロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
いいとこのお嬢様の紅葉は家に連れ戻されそうになるが、隼に焚きつけられてずっとビクビクしていた母親に対して強く本音をぶつけることができた。
それがきっかけで、本気で彼を好きになってアプローチし始めるが、流星も彼のぶっきらぼうな優しさに触れるたびに惹かれるのを止められず…
女神のカフェテラス4巻
本店が休業日で海の家を総動員でヤレるかと思えば雨降りで、開店休業を決めた矢先にぱあっと晴れ間が広がってきたので、女神たちは水着に着替えて海へと繰り出した。
銘々にキャッキャと遊ぶ中、埠頭の先っぽで太公望を気取っている彼が気になる紅葉はしれっと輪を抜けていく。
そして貸し切りの海でプールにおしっこする男子いたよねーと最悪なパターンの話題が出た矢先、桜花が爆発みたいな屁をこいた。
そんな楽しそうな輪から外れた紅葉はミュージシャンらしくラブソングを製作中だと彼にアプローチするが、ここでも秋水が良くも悪くも騒動を巻き起こした。
花火大会当日、彼が腰痛とかで急の休みにしたので、それぞれ個人的な用事で出かけていく中、流星は一人残って彼と二人きりの花火鑑賞へとしゃれ込みたかったが、ロマンチストでもなく乙女心も察せない彼は、腰痛で休みにしたのに人混みに行くかとにべもない。
それでも意地でも彼と花火大会に行ってやろうと思ったが、だが今日の行動は全て粋な雇い主が計画した、流星サプライズ誕生日パーティーのためだった。
働きをちゃんと評価してくれている、それが好きな人からだとしたらこんな最高のお祝いはないと感じる流星だった。
やがて盆休みになったところで、女神たちは揃って帰省を。
急に静かになると彼は祖母の墓参りを済ませ、ガランとした家に一人でいると、祖母が本当にキュウリに乗って帰ってきたような錯覚を見た。
そしてもうピラフは食えないのだと思い知ると、悲しみに襲われてしまう。
だがゆっくり感傷に浸る間もなく、実はそれぞれの事情で実家に帰らなかった彼女たちが次々と暗くなる前に帰ってきて、白菊だけ割と近所だったので日帰りのトンボ帰り。
ただ謎多き白菊だけ、やはり他とは違う不穏な気配を漂わせていた。
盆が開けて海の家のかき入れ時後半戦、一日働いて閉めようかという時間に本店の桜花が来たので、秋水が息を吸うようにふざけて絡みに行くと、ガチ怒られ。
まさかの反応に泣いて逃げた秋水が本店に駆け込むと、そこにはいつものメイド服の桜花が。
そう、ガチギレしたのは双子の妹の橘花だという。
本当にそっくりでも性格は更にキツい感じの橘花は姉の様子を見に来たというが、デザイナーを志しておいていかがわしい男女共同バイト生活を送っている姉にかなりイラついているだけでなく、初対面でもさっそく住人を見た目で判断して暴言を流れるように吐き出していく。
ただ、白菊の本質だけはしっかり見抜けていた。
その暴言は当然彼にも及び、店にも及び、挙句の果てに自分たち一家は上級国民なのだと選民思考まで繰り出す始末。
誰がブチキレてもおかしくない暴言の嵐の中、真っ先に手を出して口を閉じさせたのは他ならぬ姉だったのは、身内の恥を少しでも和らげるためか。
だがその程度でへこたれも謝りもしないのが、気の強さは共通している双子の妹だった。
好きな道に進んだ姉と、親の敷いたレールに乗った妹。
だから姉にムカついているのか、そもそも妹は望まない人生を進まされているのか。
その辺のことが分からずモヤモヤしてしょうがない桜花だが、彼は雁首揃えられたのも姉が心配だからだったんだろうと、ちょこまか嗅ぎ回っている妹を見れば察せていた。
だからこれ以上仕事に支障を出す前の仲直りを命じたのだった。