彼は受刑者の要望を受けて物品を仕入れる業者だった。
千歌の部屋に移動し、さっそく商売を始めようとするヒゲ爺だが、彼女の両親がお金を出してくれるはずがなく、何も買えそうにない。
そう言うと、小夜子が払ってあげるを言い出した。慌てて千歌は断ろうとするが、慌てすぎて
噛んでしまう。
小夜子は両親の遺産や土地を売り払った資産があるので、気にしないでいいと言ってくれる。
それに気になるなら、刑務作業で得たお金で返してくれてもいいと。
その時、その刑務作業を終えた残りの受刑者が戻ってきた。廊下に出てみると、全員水着姿で
警備員の吾妻が言っていたように美人ばかりだった。
千歌が頭を下げて挨拶したが、彼女達は少し視線を向けただけで無視して行ってしまった。
仕方なく彼女達の後を追うように食堂に行ってみると、確かに食べ放題で、しかもメニューも豊富で本当のホテルのバイキングのようだった。
感動していると、他の7人が次々と千歌にあれもこれも食べてと、山盛りに盛った料理を
運んできた。
ニヤニヤと口角を上げる彼女達は、まるで転校生をいびる不良のようだった。
しかし、千歌にとっては何よりも嬉しい歓迎だった。呆気にとられる彼女達に気付きもせず、
あっという間に平らげてしまった。
毒気を抜かれた7人はそれぞれに席に着いて、食事を始めていく。千歌の意外性とお人好し
ぶりに小夜子も笑みを零しつつ、さっきの話を繰り返した。
ここで勝つために組もうという話。
なぜなら、彼女達はここで殺し合いをしているからだった。
感想
サタノファ二3話でした。
デスゲーム系のようですね。内容が体力系、頭脳系、それか混ぜこぜか。もちろん心理戦や
お色気をふんだんに盛り込んだ戦いになることを期待します。
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