美容妻
37歳の容子は肌年齢が18歳だった。

久しぶりに遊びに誘ってきた友達が美顔器でそれを測ってくれたまではいいが、彼女はネットワークビジネスの子会員を増やすために容子に連絡を取っただけだった。
そこに帰ってきたのが、友達の息子の飛矢で、会うのは5歳の頃以来だった。
結局15万もの一式を買ってしまった容子は、飛矢に段ボールに詰め込まれた品物を持ってもらいながら、美容に気を使っているから無駄な買い物ではないはずだと言い聞かせた。
高校時代の容子は今と違って垢抜けない地味な風貌で、自然とスクールカースト上位にいる飛矢には彼女の繊細な気持ちが理解できなかった。
ただ、自ら日陰者になろうとしたんじゃないのか?
そう問われた容子は否定できなかった。

そして慎ましい団地に住んでいる容子の部屋まで荷物を持って上がらせてもらった飛矢は、好奇心のままにドレッサーに置いてある箱を開け、夫の遺影があるのを見て自分の無遠慮な浅はかさを謝った。
恋愛結婚できそうもなくずるずると独り身を続けていた者同士でお見合い結婚した容子と夫。
だが1年前、夫は海外出張先で災害に巻き込まれ、あっけなく亡くなってしまったのだった。
そして容子は夫が幸せだったと願いながら、遺産を美容費用につぎ込み、37歳にして18歳の肌年齢を手に入れた。

容子の不幸を知った飛矢は半ば強引に買わされた美顔器一式を母親に返すと行って家に戻ろうとしたその時、野岸という男が訪ねて来た。
野岸は夫が勤めていた会社の同僚で、会社に置いたままの荷物を届けに来たらしいが、飛矢は二人がただならぬ関係だと感づき、アポ無しで来た野岸に軽く嫌味を言ってから帰った。
その予想通り、飛矢が帰った後、未亡人と妻子ある男は暗い団地の一部屋で好きなように腰をぶつけ合った。

数日後、ヒアルロン酸で豊胸した容子は母親の使いで詫びを持ってきた飛矢を招き入れた。
そこで、野岸との爛れた関係を指摘されて言い逃れできなくなると共に、18歳の猛烈なアプローチも拒否できなかった。
ただ、やはり巨乳の威力は凄まじいとも思った。

感想
金魚妻5巻でした
面白度☆6 美容妻度☆7
ラストに金魚妻5話目が収録されているので、さくらと店主がどうなっているのか確かめてみて欲しいと思います。
今回の5人の中では、美容妻のエロさが際立ってましたね。
37歳にして女の子っぽさを残す、ロリババア風の色気が良かったです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/75626




































