
インフェクション64話
ネタバレ感想
再会を果たした二人は、涙を流して抱きあった。
落ち着きを取り戻してから、信を迎えに学校に戻ると、そこにいたのは死んだはずの花田と丸橋だった。
64話 進化する異常
泣き叫ぶ信を抱きかかえた花田と、その横に立つ丸橋。
晴輝は生きていて良かったな声をかけるが、紗月が確かにメットに殺されるところを見たと言い、驚愕の表情で二人に視線を戻した。
すると花田が「あかちゃん・・・ぼくのあかちゃ・・・」と喋った。
丸橋がこちらに気付いて振り向いた。
以前のように「紗月ちゃん」と発し、柔らかい微笑みを見せてくれた。
しかし同じく振り向いた花田の顔の中には、何かが這いずり回っていて、やはり香里のようにまともに生き返ってはいないことが明らかだった。
そして丸橋の顔も歪に動き、二人はおぞましく聴くに耐えないほど可哀想な動きを見せた。
晴輝は見るなと言って銃を構えるが、紗月は仲間の無残な姿に目を背けようとはしなかった。
らぎ姉が花田の頭部を吹き飛ばし、晴輝が丸橋の腹部に大きな風穴を開け、紗月が信をしっかりキャッチした。
不足の事態が起きたことから、ひとまずここに篭城して、きららたちの迎えを待つ事にした。
らぎ姉は校庭を、晴輝は廊下側を見張ることに。
その時、紗月が窓の外を指差して見るよう促した。
外はさっきよりもなぜか保菌者が増えていて、分からないことが次から次に発生していた。
花田と丸橋は噛まれた訳ではなく、体内から出てきたナイフで殺された。それに避難所でも切られて死んでいた人がいた。
その二つのことから、晴輝は今までにない感染源があるはずだと導き出した。
それが何か分からないが、メットの体液などがかかっていないか、一応紗月の背中を調べておくことにした。
その様子を恨めしそうに見ていたらぎ姉。
その直後、らぎ姉は妙な保菌者らしき死体が校庭に倒れているのに気付いた。
さらに今度は廊下側に手招きで呼ばれて行くと、さっきのメットから出てきた素早い生き物が近づいているらしかった。
しかもさっきより何倍も大きくなっていた。
それは近くの保菌者を押し倒して覆い被さった。
そしてエイリアンのように口から口が飛び出し、保菌者の顔面にかぶりついた。そこからストローで激しく吸っているかのような音を立て始めた。
腹が膨れていくと同時に、保菌者はミイラのようにカラカラに干からびてしまった。
その恐ろしい光景を見たらぎ姉は、あれはメットの核のようなもので、保菌者を食べることで身体を回復させているのに違いないと言った。
そこで紗月も、メットが燃やされた時、焦げた外側を捨てて中からまっさらな肉体が出てきたことを言い、保菌者の肉体をエネルギーとして溜め込む能力があるのかも知れないと考えを示した。
とにかく今は、メットに気付かれずに安全地帯にいくことを最優先する必要がある。
らぎ姉が校庭側に戻ろうとしたその時、背後で花田が動き出した。
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そして走り出し、晴輝たちに襲いかかった。
らぎ姉の声でなんとか対処できたが、今度は丸橋が動き出し、らぎ姉の靴を掴んで嚙み始めた。
即座に丸橋の頭を撃ち、晴輝は花田の腹に穴を開けた。
お互い傷を負わずに済んだが、安心する暇もなく花田に開いた穴が再生していくのを見てしまう。
そして発砲音が聴こえたのか、進化著しいメットが窓に張り付いて笑っていた。
直後、気味の悪い雄叫びをあげたかと思うと、またどこかへ姿を消した。
その雄叫びに導かれるように、保菌者が大量に集まってきた。
このままここにいたら追い詰められるだけだと判断し、民家が途切れた海まで退避することにした。
逃げながら紗月は、ある一つの危惧すべき考えを話した。
赤ちゃんの居場所を知っていたのは紗月とメットだけだったのに、なぜ花田と丸橋があそこにいたのか。
メットが二人に教える以外に、あの教室に辿り着けるとは考えられない。
そして、他者に情報を教えるような能力は、あの姿になるまでなかったはずだった。
つまりメットは、追い込まれる度にどんどん進化しているということだった。
感想
インフェクション64話でした。
二人とも生き返って良かったーとはならないですよね。キャラ的にもね。
それにしてもメットの気持ち悪さは果てがないですね。某ダークファンタジー映画に出てきそうな感じです。
他の仲間を呼び寄せるのは鉄板中の鉄板能力ですが、やっぱり絶望感がグッと上がります。































