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しかし黄色い水溜りをスタート地点にして、血痕が点々と続いている。

 

二人とも千歌を諦める気はなく、早い者勝ちということで一時休戦し、連れ立って殺戮の行軍を開始した。

 

 

千歌は壁を伝いながら、必死に自分の部屋に戻っていた。

 

人が変わったような乱暴な言葉遣いになって、心中で二人を罵りながら、ヒゲ爺からもらったテーピングで傷を塞いでいく。

 

巻き終わって一心地つくと、気味の悪いテーピングのデザインと二人に悪態をつく。

 

その時、自分の制服に目が止まった。

 

いつの間にかロッカーにかけられている自分の制服を見ていると、それがどういう意味を持つのか気が付いた。

 

 

そうこうしているうちに、血痕を辿って二人が部屋の前までやって来た。

 

まだ千歌が平常時のままだと思っている二人は、特に警戒することもなく無防備にドアを開けて入ってきた。

 

死角には、ナイフを握りしめた千歌が待ち構えていた。

 

 

感想

サタノファニ12話でした。

カレンとカチュアは人格まで変わっているようには見えませんし、自分の変化にも気付いているようですね。

何回か繰り返している内にコントロールできるのか、薬の利きの個人差なのか。

それにしても、いくら刃渡りが短くてもあれは普通に痛いでしょう。いやあ、痛そうだ・・・

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