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姉と弟の醜い争い

ヨゼフたちがいる本家の方では、カオルと亜美の結婚式が執り行われていた。

 

無理やり上原と藤井も出席させられ、白粉と唇に紅を差したカオルの気持ち悪さと、後ろ手に縛られた花嫁を見た二つの意味で驚愕していた。

著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島8巻

 

 

 

そして、ちょっとでも文句を言おうものなら、ヨゼフに髪の毛を掴まれてテーブルにガンガン顔面を打ち付けられるおしおきが待っていた。

 

亜美は、カオルなら自分の言うことを聞いてくれるかも知れないと思い、暴力を止めるようにお願いしてみた。

しかし、サンタマリアだと崇拝していたはずの彼女を平手で叩き倒し、さっそく亭主関白な一面を見せつけて、顔面を踏むわ腹に蹴りを入れるわのDVをやり始めた。

著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島8巻

 

 

その時、サトルが上原の心を読み、サンタマリアのはずの亜美がどうしてボコボコにされているんだと言葉にした。

 

そのおかげでヨゼフは花嫁がサンタマリアだと思い出し、どうにかカオルを宥めてDVを止めるのだった。

 

そして、カオルが亜美を勢いで殺さない内に、マリアおろしをやることになった。

 

 

マリアを下ろす役目はビッグババアがやることになったが、練習をしてから本番をすることになり、その怪しげな儀式の練習台に選ばれたのは、最初にカオルに襲われたにも関わらず、しぶとく生きていた東山だった。

 

髪型くらいしか原型を留めていないくらいボコボコにされていた彼は、上原に気付くと駆け寄ってきた。

彼女も彼が生きていたことに喜びを感じたが、彼は上原をただの女としか認識しておらず、一発ヤろうとして近づいてきただけだった。

著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島8巻

 

 

なんと彼はマリにイチモツを切り落とされていて、袋に精子が溜まりまくって我を忘れていたのだった。

 

 

その頃、母の家では既にマリが儀式に取りかかっていた。

 

魔方陣の上で全裸になり、奇妙な踊りを踊るマリ。

その横で鳥双子は神妙に祈りを捧げ、母はブツブツとマリアへの言葉を唱えていた。

 

おぞましき化け物女たちの謎の儀式に唾でも吐きかけてやりたいところだったが、高久の目にはなぜかマリが可愛く見えてどうしようもなかった

 

彼女が微笑んでくれるだけで、胸の高鳴りが抑えられなくなっている。

著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島8巻

 

 

 

そして、山羊頭のサンタマリアがマリのところに降臨したのを、カオルは感知した。

 

そこに、もっと化け物一家をしっちゃかめっちゃかにしてやろうと、ハナクロが衝撃の事実を彼らに伝えた。

 

マリは裏切って母側に付き、今はマリアを降臨させて高久と子作りする直前だと言った。

 

愛娘の裏切りにヨゼフが涙している頃、サンタマリアは正体を現し、巨大な一つの目玉になっていた。

 

それこそが悪魔の種子であり、マリが宿すべきものだった。

 

 

マリは目玉を全身に取り込んでいった。

すると、ぐちゃぐちゃだった口元がみるみる元の綺麗な顔に戻っていったのだ。

 

本当の彼女の素顔を見た高久は、思いのほかイケル顔のせいで、まだ心臓が高鳴っていく。

 

自信を取り戻したマリが、もっとよく彼に顔を見せようと近づいた直後、鼻から下がズルリと溶け落ち、またぐちゃぐちゃの状態に戻ってしまった。

著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島8巻

 

 

それは、マリの裏切りを知ったヨゼフが、東山に無理やりサンタマリアを取り込ませようとしていたからだった。

サンタマリアの引っ張り合いで、母側のパワーが負けてしまっていたのだ。

 

このままでは自分たちのところに滅びの子が産まれないと悟り、母の真梨子は、元夫のヨゼフを先に始末することに決めた。

 

 

感想

鬼畜島8巻でした。
面白度☆9 マリ度☆9

悪者側に魅力的なダークヒロインがいると、グッとストーリーがおもしろくなったように感じられますが、まさにマリは適役ですね。

嬉しくないお色気シーンはさることながら、処女だと指摘されて恥ずかしがるところなんて、気持ち悪さの向こう側に到達しています。

8巻は単純におもしろかったです。

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