富良野のキャンプ場でテントを張って青春の1ページを過ごした早朝、羽音はあの聖杯にコーヒーをぶち込んで一杯流し込んでから、ラベンダー畑に向かってアントニオ猪木をパクッた。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
もちろん自炊する能力はなく、道民御用達のセイコーマートで調達したコンビ二飯で腹を満たしていく部員たち。
今までの最高時速は何キロか?で見栄を張る者すぐ見破る者などで騒ぎ、羽音はあの使用済みの聖杯をスズキ信者の凜にプレゼント。
その日のコースはTHE北海道といった感じの長ーい直線道路で、一行のテンションは急上昇。
一際キツネにリベンジを誓っている凜はウズウズし出して、みんなを先に行かせ、風になって最高時速を更新しようとアクセルを握る手に力を込めた。
その時、運命の悪戯か、あの幼い日と同じようにキツネの親子が道路に飛び出してきたのだ。
急ブレーキをミスったら事故る。
もう、奴らを轢いて復讐するしかない。
そう思った直後、あの聖杯が独りでに動き出して後頭部に直撃。
衝撃で凜はブレーキをかけてしまった。
キツネの親子に近づく熱いタイヤ。
しかし、どうにかこうにかギリギリで止まれ、キツネたちも逃げる素振りさえ見せなかった。
凜は聖杯を拾い、無駄な殺生をせずに済んだことを涙を流して喜ぶのだった。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
道々セイコーマートに寄るのを忘れず、網走監獄で不謹慎な観光を楽しみ、北の大地の最北端の宗谷岬を目指した。
残り300kmの道中、きっと恐ろしい断崖絶壁なのだろうと想像を膨らませながら、ご当地グルメのホタテを堪能しているうちに、日没までに着けるかどうか怪しくなってきた。
しかし、そのギリギリの時間配分が逆に最高の一瞬をもたらしてくれた。
もう夕日が水平線に落ちようかと言う時に到着すると、丸い地球の向こう側に落ちていく夕陽が作った茜色の美しい空を拝めたのだ。
まさに僥倖。
そこには、同じように黄昏ている先客の女性がいた。
妙に絵になりすぎてその見知らぬ女性の後姿にも見惚れそうになったと思えば、彼女は急にミニバイクに乗って叫びながら崖の下へダイブしたのだ。
その決定的瞬間を逃すまいと、まずカメラを構えるSNS世代の女子高生たち。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
だが、崖下は数m程度だったので軽い傷程度で済んでいた。
それもまた非日常が繋げた縁で、自殺未遂の彼女は担任の猿山先生だった。
傷心旅行で北を目指し、勢いのままに高い崖だと思って突っ込んだらしい。
宿に移動した部員たちは一応バイクに乗れる猿山を顧問に据えようと画策し、あれやこれやと持ち上げるが、数々の振られた原因が酒癖の悪さにあったなどとは思いもよらず飲ますに任せ、先生は野獣と化す。
まず軽く酔わされた羽音が脱がされる。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
続いて恩紗のスレンダーボディがさらけ出され、ハイパーお嬢様の聖は高貴な足を舐められ、もちろん凜はたわわな巨乳をオープン。
阿鼻叫喚の大騒ぎの中、校長に現役女子高生たちを任された来夢先輩は、メットの奥の目を光らせた。
翌日、世界三大時計であり、三大がっかりする札幌の時計台を見つけられずがっかりすることもなく、札幌ラーメンを堪能してからあっという間に最後の夜を迎えた。
恩紗がまた訳の分からないクサイ台詞を垂れ流し、北の大地にさよならを告げたのである。
そして帰ってから、ツーリングで汚れたバイクを水着姿で洗車することにしたのだが・・・
感想
ばくおん!!2巻でした。
面白度☆8 キツネ度☆8
キツネのおかげでアクセントがつけられていましたし、凜の可愛い泣き顔も見られて良かったですね。
早川がいても躊躇いなく脱ぐ彼女たちがおかしいのか、早川の信用され具合がとてつもないのかわ分かりませんが、何とも不思議な空間でした。
洗車シーンは2巻の締めでした。サービス回以外の何でもありませんし、聖が一番いやらしい水着なのはさすがでした。
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