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39話

今日は待ちに待ったアヤメとのデート当日

 

彼は一足早く待ち合わせ場所に着いてドキドキしながら待っていた。

 

服装は見た目通りの地味さで、アヤメの新たな一面が知れることを期待していた。

 

 

そして、満を持して現れたアヤメはほたるさんを思わせる、巨乳が強調された清楚なファッションだった。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

彼は一瞬で鼓動が高鳴り、髪をまとめているせいでかなり雰囲気が変わっていることを指摘した。

 

するとアヤメは彼が喜ぶ台詞を的確に返し、先を歩き始めた。

 

 

抜かりなく尾行していた梨沙は、一人でも性格の悪さをさらけ出し、彼を野獣とまでは言わないが明らかに不釣り合いな二人に顔を歪めて観察していた。

 

しかし、今日の結果をしっかり報告して津崎が抱いているアヤメの幻想を打ち砕けば、自分に振り向いてくれるはずだと思い、気合を入れた。

 

 

 

水族館に入った二人は、さっそく水中回廊を通り、自分たちの頭の上を泳いでいく魚たちにはしゃぎ、彼は海亀発見でテンションを上げていく。

 

ただアヤメは冷静に、初見の生き物ばかりだと漏らした。

 

だから彼は珍しい魚が多いらしいと教えてあげたのだが、アヤメはそもそも水族館自体が初体験だという。

いや、水族館どころか一般的に親が子供に経験させてあげることを、ほとんど未経験なのだと打ち明けた。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

どうにも触れにくいカミングアウトをした表情は、楽しんでいるのかどうか分からない。

 

その時彼は、アヤメがお祭りも初めてだと言った時の浴衣姿を思い出した。

 

 

彼はアヤメを励ます意味で、彼女と色々経験できるのを楽しんでいることを伝えてみた。

 

しかし、緊縛しかアイデンティティがないかも知れないアヤメは彼の伝えたいことを勘違いして解釈し、もう普通のデートに飽きていやらしいプレイを欲しているのだと思った。

 

だから、実はちゃんと用意していたアイテムを彼に渡し、ゴムとアナルへのローションを忘れないよう注意した。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

反抗できない彼がトイレの個室に入って中身を確かめると、入っていたのはゴム一つとワイヤレスローターだった。

 

人が大勢いる中のデート中にローターをアナルにぶち込み、時折震えさせられるだろうドMプレイ

さすがに緊縛されてデートの方がまだマシだと思えた。

 

しかし、アヤメの初水族館でのお願いだと思えば、やけっぱちにもなれた。

 

 

指示通りにアナルにローターを突っ込んで近くで待っていたアヤメに声をかけた彼はさっそくスイッチを起動され、臀部にとてつもない衝撃が走って蹲った。

 

この一発は単なる、本当に挿入されたか確かめるだけのもので、本番はこれからだった。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

 

ローター・イン・アナル状態で最初に行ったのは触れ合いコーナーで、より一層お客さんで賑わっていた。

 

彼はもう尻にしか意識が集中できず、楽しむ余裕もなくなり、すれ違う子供の頭の高さが異常に気になって仕方ない。

 

そんな彼の異変を横で楽しんで愉悦の笑みを零したアヤメは、この人込みの中でもう一回スイッチを起動させた。

 

緊張していた彼は不意打ちの一発に軽く喘いでしまい、またその場で蹲った。

 

しかしアヤメは、彼が衝撃に耐えれずに蹲ったのではなく、勃起を隠すために屈んだのだと見抜いていた。

 

なぜかって、前回のアナルプレイ時で、彼はバキバキに勃起してカウパーを垂らすほど感じていたのだから。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

勃起がバレていることを指摘された彼は普通に恥ずかしくなり、またビクっと感じてしまう。

 

意地悪く起動しまくるアヤメは、彼がビクビク感じて許しを乞う様が楽しくて仕方なく、聞こえているのに聞こえていないフリをして、ドSっぷりを人込みの中で発揮する。

 

彼はやはり、美羽の言っていたことを信じないわけにはいかなくなった。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

だが二人して屈んだおかげで、梨沙の監視から逃れていたことを二人は知らなかった。

 

 

 

彼が警備員に捕まる前に外に出た二人。

 

それでもまだ彼が勃起したままなのでアヤメは直に触って具合を確かめようとするが、彼はさすがにイラついて身を引いて躱した。

 

しかし躱せばまたスイッチを起動されてビクついてしまい、アヤメを喜ばせる姿を晒す。

 

いい加減もう外してくるとようやく反抗を示すと、アヤメはベンチに腰を下ろし、ローターを外すときはデートが終わる時だと宣告した。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

 

それは嫌だった。

 

今日は性的なこと無しで普通のデートを楽しみたかった彼は勃起したままでも平気だと強がるが、この少しイラついた気持ちで帰るのは避けたかった。

 

だから、終電を逃しそうな女の子みたいに、まだ帰りたくないとおねだりした。

 

 

素直な彼の言葉にゾクゾクしたアヤメは主導権を完全に握ったことを悟り、デートを続けようにもヒールの靴擦れで足が痛いのだと弱音を吐いた。

 

だから、この爽やかな深緑の公園内で、足を舐めて痛みを和らげて欲しいと頼んだのだった。

著者名:染谷ユウ 引用元:ヤングガンガン2019年4号

 

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