40話
足が疲れたから舐めて治して欲しい。
疲れたからといって舐めて治るわけがない筋の通らなさなどに考えが及ばないほどびっくりした彼は、舐めるのはもちろん嫌じゃなく、誰かに見られるかも知れないことを心配したが、すぐに周りには誰もいないと言い返された。
後は彼がするかどうかだけ。
やらなければここで今日のデートは不完全燃焼のまま解散になる。
それが一番嫌だった彼はもっと水族館デートを堪能したいし、アナルのローターも放っておくわけにはいかないとも思う。
ただ、こんな爽やかな外でアヤメの足を舐めるのは躊躇われる。
躊躇われるが、ストッキングに包まれたスラリと伸びた足にむしゃぶりつきたくもなってくる。

アヤメの足を視姦した後で決断し、舐める代わりにお願いを聞いて欲しいと交換条件を出すと、アヤメは何でもないように受け入れ、早く舐めろと急かす。
彼はアヤメの足を目の前にして靴のデザインが結構凝っていることに気づき、ドキドキを加速させて靴紐を解いていく。
そしてストッキング越しのアヤメの足の温かさを知った。
ドキドキという心地よい緊張感の中、ストッキングの上から口を近づけていくと、さすがにそれはないだろうと止められる。
アヤメは逡巡したように見せかけ、おそらく最初からそうさせるつもりだったのだろう、手を使わずにストッキング脱がせてと指示した。
まさかの方法に、彼はまた驚いた。
手を使わずに脱がすと言ったら、もう咥えて引っ張るしなかいのはすぐ気づき、当然効率よく脱がずには一番上からずり下ろすのがいい。
つまり、スカートの中に口を突っ込めと言われているようなものだと思い、見えそうで見えないアヤメのデルタゾーンの神秘性が薄れ始めた。

でもさすがにそれを行動には移せず無理だと言えば、じゃあ帰る?と返され、やるしかなくなる。
ウズウズしてそうなアヤメの口元を見ていると、やっぱりスカートの中に顔を突っ込んで口で咥えて、引きずり下ろすしかないと思う。
しかし、それはさすがに怒られる可能性が高いと考え、指先の方に決めた。
決めたら早く、ハムっと指先に余った分を咥えた。

それはそれで悪くない判断だったようで、アヤメは咥えられた瞬間僅かに反応するだけで彼に任せるが、素材が引っ張りに負けてしまい、軽く裂けてしまった。
しかしアヤメは気にせず続けていいと答えた。
だから彼はその裂けた部分を利用して穴を広げ、人差し指と中指を露出させた。

露わになったアヤメの足の指。
彼は少し舌を出しながら顔を近づけ、確かに傷を癒すかのようにチロチロ舐め始めた。
少し前まで水族館デートをしていたのにアナルにローターを入れなければならなくなり、人前で勃起させられ、今は足舐めプレイをしている。
しかし、この変態性で異様に興奮できた彼は息を荒げ、それに呼応するようにアヤメも小さく喘ぎ声を漏らした。

彼はその声を聞き逃さず、自分がアヤメを気持ち良くできたことにこの上ない喜びを感じた。
もっと喘がせたい。
もっと悦ぶところが見たいと思うと、自然と舌の動きが激しくなり、アヤメもポーカーフェイスを維持できなくなっていく。
するとアヤメはいつの間にかまた勃起していた彼の股間を踏みつけてぐにぐに刺激し、反撃とばかりにイカせて欲しかったら自分で取り出しなさいと促した。

ぐにぐに攻撃で主導権を奪われた彼の口はアヤメの足から遠ざかり、ここで陰部を露出しなければまた帰るという選択を取ると脅され、覚悟を決めるしかなくなった。
誰もいないといっても、いつ誰が来るか分からない。
彼はすぐに終わらせて欲しいと頼んでから、ベルトに手をかけた。
彼は自分で脱ぐことになって初めて、今まではアヤメに縛られ抵抗できないのをいいことに、直にいじられてイカしてもらう大義名分を得ていたのだと思い知った。
自分から脱いで見せ、自分の意思で足を開くのは、アヤメにやられるよりも相当恥ずかしいことを知った。
アヤメは彼のいやらしく勃起したモノを見て満足そうに微笑み、言葉でも攻めながら足でしごき始めた。

アヤメも下着が見えるのも構わずはしたなく足を投げ出して上下させている体勢で、彼はそれを見るだけでも出せるほど興奮できた。
柔らかい手によるアナル手コキよりも気持ちいいくらいだった足コキであっという間に射精に導かれた彼にアヤメはまた満足そうに微笑むが、彼も最高の快楽を与えてもらって、これ以上のwinwinはないと感じていた。
彼の白濁液で汚された足を見たアヤメは、とても興奮できたと感謝の言葉を送った。

彼はもうこの欲望を補完し合う歪な関係でもずっと繋がっていたいと思えていたが、その関係を壊しかねない第三者に足コキシーンを盗撮されているなど知る由もなかった。
感想
罪と快38話39話40話でした。
相変わらず津崎は性格が悪すぎますし、梨沙も何に惹かれているのかさっぱり分からないままなのでモヤモヤしますね。
アヤメの私服が思ったより可愛かったですが、アナルプレイにハマったのは善にとって誤算でしょうし、彼もカウパー垂れ流すほど感じるとは思ってなかったでしょうね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/56081






































