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3話

あやめの扇動で目の前にある桜が住んでいる目の前のマンションに乗り込んだ、奈緒たち4人の母親。

 

しかしどういう流れでそうなったのか、母親4人はそれぞれの性格を表した表情で桜を見下ろしていた。

 

 

奈緒は恐怖すら滲ませ、裸で拘束された息子の担任教師を凝視した。

 

祥子はガクガク身震いし、綾子は何か言いたそうでもグッと理性を保ってただ見つめている。

 

その時、あやめが桜の口からテープを外し、何枚もの写真をばら撒き、彼女を驚愕させた。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

その写真は誰が撮ったのか、桜とある既婚者男性が密会している現場の写真だった。

 

 

延べ10年の不倫期間。

 

しかも相手の男も同じ教職者だろうと突きつけられた桜は言い訳も思い浮かばず、追い詰められていく。

 

 

容赦なく脅しをかけるあやめは、この写真を相手の家族に送り、桜の職場にも送れば一体どうなるか…

そう言って社会的に死ぬ想像を働かさせ、もう一度、イジメがあったのかどうか訊ねた。

 

すると桜はガクガクと全身を震わせ、必死に声を搾り出そうとし始めた。

 

そしてイジメはあり、有馬を中心に野本と畑が梨本に暴行を加え、早乙女が傍観していたと白状した。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

 

事実はまともな人間に育てることもできず、ろくに躾られなかったと突きつけられたのと同義。

 

だからこそ責任は自分にないと思いたい祥子がいの一番にキレ、手近なモップを握りしめて桜に暴行を加え始めた。

 

息子がクズに堕ちた原因を全て学校、もとい担任教師に清々しいほどに押し付けた祥子は無抵抗の人間を殴りつけ、母としての至らなさを棚に上げて不倫教師がと罵る。

 

そうして何発か振り下ろした後で、奈緒と綾子がようやく止めに入った。

 

 

心身共に責められた桜は祥子の暴言と暴行のせいか、甘んじて自分にも責任があると受け入れ、加害者側の責任どうこうの前に、教え子が死んだ悲しみをぶり返した。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

その桜の感情の動きを、あやめはつぶさに観察した。

 

 

奈緒は桜の涙に際し、一番子供の変化に気づくべきの自分が何もできなかった迂闊さを後悔し始めた。

 

悠斗が新しいイヤホンをしているのを気づいた時、どうしたのか訊いてみると友達のお古をもらったと言うので、奈緒は母親として、その友達にお礼の電話をすべきだと思って名前を訊いた。

すると悠斗は急に声を荒げ、明日返すと怒鳴ったことがあった。

そんな些細なことで初めて声を荒げられた奈緒は、誰にでも来る反抗期だと思うことで向き合うことを避けたのだった。

 

 

自分の責任を痛切に思い知った奈緒は上着を脱ぎ、桜にかけてあげ、拘束しているテープも破り捨てた。

 

そしてポロポロと涙を零し、息子と向き合うことを避けてきた自分にだけ責任があると懺悔した。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

それもあやめは冷静に観察する中、奈緒の涙で祥子と綾子も母親としての自分を思い返し始めた。

 

綾子は普通に、息子の陽平が梨本をボコボコにしたと言ったのを本人から直接聞き、シャツに血がついているのも見ていた。

しかし、親子の会話を拒絶する態度に叱ることさえできなかった。

 

祥子も息子の淳平の部屋で持ってるはずのない大金やゲームを見つけたが、ヤンキー風の反抗期真っ最中の息子に凄まれて何も言えなかった。

 

 

そして真っ先に息子と自分の責任を認めた奈緒でさえ、自分たちだけの人生を考え、イジメの事実を黙っていて欲しいと懇願して土下座したのだった。

 

それに追随して綾子も土下座して頼み込んだ。

 

桜がほだされそうになっていると見たあやめも動き、まだ残っていた太ももの拘束を破り捨てて態度を翻して謝り、我が子可愛さにしてしまったのだと、いけしゃあしゃあと抜かした。

 

だが、息子たちの暴行は認めても梨本が死を選んだ因果関係はまだ認めず、加害者認定されれば、それだけで子供たちの未来に影を落としてしまうと情に訴える。

 

更に、4人の教え子の運命を握っているのが自分だけだと大きなプレッシャーを与えた後で、奪い取ったUSBを返した。

 

正しいのはイジメを隠蔽すること

そう刷り込んでから、正しい判断を桜に押し付けた。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

 

突然の襲撃から一人残された桜は、今になって加害者たちの笑顔だけ思い出し、教頭の圧力と自分の不倫がバレた時のデメリットを考えた。

 

 

そしてマンションを出たところであやめは、奈緒の想定外の行動もあったおかげでスムーズに桜を落とせたと言い切り、USBはあらかじめ水没させてデータを壊してから返したから大丈夫だと請け負った。

 

 

 

翌日、桜はイジメはあくまで悪ふざけ程度の範疇で、暴行は本校の生徒の仕業ではないと報告した。

 

桜にイジメの証拠を渡したあおいはまだ何も知らず、加害者たちの胸糞悪い笑顔を眺めていた。

著者名:鶴岡伸寿 引用元:狂った母性3話

 

 

感想

狂った母性~ママ友たちの完全犯罪~1話2話3話でした。

なかなかドロドロして胸糞悪い設定でした。

結局桜も我が身可愛さが勝っちゃいましたね。

それより、有馬あやめと最初に名乗ってから、待ち合わせ場所でめぐみと名乗ったのは、誤植じゃなくフラグなのか…

でも奈緒も、あやめと言っているので単なる間違いかな。

狂った母性を読むならこちら

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