91話
チョンギロウ・ラビットの処刑タイムが宣言された。
着ぐるみの賑やかしたちが声を上げて盛り上げ始めると、チョンギロウは豪快に巨大な鎌を振り抜いた。
賑やかしたちの身体や首はすっぱり切り裂かれたが、なぜか平気な顔で自分の首を拾っていた。

観客もどんなタネなのかは気にせず、悪趣味な展開に手を叩いて興奮しまくっている。
スタッフが切り飛ばされた後は、観客も巻き込んだ生きるか死ぬかの綱渡りショー。
見本で首に縄を括りつけた着ぐるみが綱を渡って見せるが、途中であっさりバランスを崩して首に全体重がかかって揺れるという、また悪趣味なシーンが作られた。
観客参加と言われ、さすがにさっきまでの盛り上がりは鳴りを潜めた。
ただ、クリアすれば1万pもらえると分かると、俄かにざわつき始めた。
そこで真っ先に立候補したのが蛇ヶ崎だった。

一撃で終わらせるとユママたちに言い残し、階段を下りて行った蛇ヶ崎。
司会進行役が下りてくる蛇ヶ崎を歓迎すると、観客たちも歓声をあげてまた盛り上がっていく。
カイジンJと自己紹介した蛇ヶ崎は淡々と支柱の上に案内され、首に縄を通された。
一撃で仕留めると宣言した蛇ヶ崎の表情から焦りも不安も見て取れず、縄をつけられても澄ました顔で、司会のスタートの合図を待った。
そしてゴーがかけられた瞬間、銃をぶっ放して反動で飛び、綱に触れることなくゴールに辿り着いて1万pをゲット。

その勢いのまますかさず、チョンギロウにもぶっ放した。
だがそっぽを向いていたチョンギロウは体躯に似合わない素早さでひらりと飛び上がって躱し、蛇ヶ崎の宣戦布告を受け入れた。

チョンギロウも一閃を繰り出したが、蛇ヶ崎はまた反動で何とか躱し、代わりに首の縄を切ってもらったことで地面に降り立った。
観客が事態を飲み込めずに戸惑う中、チョンギロウは真のエンターテイナーと言わんばかりに、蛇ヶ崎をショーを邪魔する乱入者だと決めつけ、公開処刑マッチを宣言した。
何も分かっていない観客は盛り上がるが、一撃必殺を失敗したことでユママたちもどう動いていいか判断しかねていた。
普通に考えれば観客を巻き込まないように一旦引くのが最善に思えた。
しかし、頭に血が上っているのか蛇ヶ崎はこのまま殺し合うつもり気満々だった。

感想
ジャガーン89話90話91話でした。
好きなことだけして生きていたくないのか?と問われているだけで、そりゃそうだと誰もが答えることでしょう。
着ぐるみが不死身っぽいので、チョンギロウも再生能力とか持ってそうですね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/60367






































