52話
津崎は興奮して息を荒げていた。
何と言っても狙い続けたアヤメが目の前で縛られているのだから。
梁にかけたフックがギシギシと音を立てるのは、宙に浮いているアヤメが揺れているからだった。
シャツとパンツ一枚で股を広げられているアヤメは、この屈辱に屈さないために視覚を遮断して外道の悦ぶ顔を見ないようにしていた。

時を遡ること一時間前。
3人は津崎父の威光がアピールされた和風豪邸に着いたところだった。
梨沙も初めて見てあまりの豪邸っぷりに驚いているうちに、津崎がそそくさとアヤメを中に通すと、彼女も慌てて入ろうとしたが、彼は容赦なく玄関戸を閉め、入るのを完全拒否した。
まさかの対応に驚きと怒りがこみ上げた梨沙ががなり立てると、津崎はきっぱり言ってやったのだ。
もう用済みだから、さっさと帰れと。

清々しいほど単なる性欲処理要員と手駒だったのを突きつけた津崎。
唖然とする梨沙はそれでも、戸を叩いて見苦しい抵抗を試みたのだった。
甘やかされて育ったからか、生来の気質か。
人として歪んでいる津崎は自分専用の蔵を与えられているほど甘やかされており、その地下にアヤメを連れ込んだ。
そこはバッチリ緊縛SMプレイができる設備が整っており、申し訳程度に飾られた紫陽花のギャップが気に入っているらしく、自慢気に語る。
父親の権力と財力で好き放題できているドラ息子は、神妙な雰囲気のアヤメの顔の横からにゅるっと顔を出し、気持ち悪くからかった。

いきなりボディタッチされたアヤメは怖気を振るうが、善を助けるためだと思い覚悟を決めると、やるならさっさとやれと急かした。
外道なりに約束は守ると口約束する津崎は、じっくりゆっくり観察する用に置いてあるパイプ椅子に腰かけると、まず服を脱げと指示した。
胸元のリボンが外されると、気持ち悪く舌なめずり。
ベストが脱がれた後、シャツではなくスカートが脱がれると舐め回すように視姦し、程よい肉付きを気持ち悪く褒め、自分の勃起状態も伝える気持ち悪さの相乗効果。

変態外道らしく脱衣にそれなりのこだわりを持っている津崎は、シャツとパンツはつけたままで、縛るのに危険なブラは仕方ないけど外してと要求。
あまりに気持ち悪い要求を睨みつけて嫌悪感を示すアヤメだが、拒否はできず、指示通りにシャツを着たままブラのホックを外し、肩紐から腕を抜き、胸元からブラを取り出した。
これで、外道お望みのノーブラシャツパンイチJKが完成した。

イイとこの坊ちゃんだけあって華道も嗜んでいるのか、生け花で使う花を挿すスポンジはフローラルフォームと言うんだと言い出した津崎はアヤメをそれに例え、二ヤつきながら縄をしっかり握りしめた。
感想
罪と快50話51話52話でした。
善は間違いなく罪を犯しましたが、梨沙も他人のプライバシーを盗撮して拡散までして脅迫までしたんですから訴えれば、津崎の教唆も明るみになるでしょうし、本当にこの鬼畜の何が良くて女は執着するのか分かりませんね。
https://www.kuroneko0920.com/archives/63667





































