ミキのご褒美
コミュニティの総人数のうち支配者の4人以外で、戦闘に参加するだろう人数、非戦闘員、砦に使っているビルの間取り、出入り口などから、相手がどんな作戦を立てるかを推定したミキ。
その中で佐藤は、不慣れなトラックを運転し、正面入り口に突っ込む役目を担わされた。
人の心理をも見透かしたミキにご褒美をあげると言われれば、怖くても逃げ出すわけにはいかなかった。

そして決行当日が訪れた。
自分たちが何よりも強いと過信している脳筋たち。
自分は頭がいいと思い込んでいるバカ。
そんなクズ共の予想の上をいき、トラックで突っ込むには突っ込んだが、指示通りに尻を向けてコンテナをビル内にぶち込んだ佐藤。
そうして出入口を塞いで中に送り込んだのは、こういう時のために用意したゾンビ軍だった。

瞬く間にゾンビパニックが起こり、作戦もクソもなくなった極悪コミュニティ。
ただ4人の内にも目に見えない上下関係があり、実質的リーダーとブレーン役は分が悪いと見るや下を切り、敗北を認めて自分たちだけ逃げることにした。
そしてミキは、クズリーダーがそうするのを想定し、密かに脱出路の途中で待ち構え、完全なガチンコ勝負を仕掛けたのだ。
クズの心理もしっかり見抜いていたミキはリーダーを煽りに煽った。

クズ二人は女子高生二人に負けるはずがないと思い込み、脳筋リーダーはバットを持っただけの美少女ツインテが一人で相手になると聞き、バカ笑いした。
そしてコンクリを容易く破壊するあり得ない破壊力の特殊警棒を握り、ブチ切れた。
もう一人の参謀役の眼鏡男の猿渡はスタンガンを取り出してミキを牽制し、リーダーのタイマンを邪魔しないようにした。
クズリーダーが警棒を振り回して襲いかかっているのをニヤニヤ観察し始めたミキは、猿渡の考えを見透かして微笑み、重要な真実を教えてあげた。

策など弄さなくても、かりんはあの男より強いのだと。
その通り、かりんはひょいひょい警棒を躱し続けて実力の違いを見せつけてから、満面の笑みで顔面にバットを叩きつけてやった。
この一発で勝敗は決し、更に醜い本性を露わにしたクズリーダー。
待ち受ける因果応報なお似合いの末路。
戦闘はからっきしで小賢しさしか能がない猿渡は、悪魔的JK二人に恐怖し、首を垂れるしかなかった。
こうして知略と暴力で多くの人を助けたミキは最後に、自分たちがただのJKじゃないことを知らしめるため、生き残りたちに説明しに行った。

それには、クズリーダーの変わり果てた姿を見せるのが手っ取り早かった…
感想
キングダムオブザZ2巻でした。
面白度☆7 頭良過ぎ度☆8
建国に向かって確実に勢力を広めているミキとかりんは、なぜあれ程にJK離れして強いのか、まだまだ謎のままでした。
たまには家庭菜園回とか、ほんわかしてるのも読みたいものです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/69410






































