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ライムライト・レモネードジャム

117話

平が使っていたのはソ連のスペツナズが使っていたとされるスペツナズナイフであり、強力なスプリングが仕込まれた飛び道具にもなるものだった。

 

 

それはカレンを掠めて天井に突き刺さった。

 

衣服を綺麗すっぱり切り裂かれ、一筋の切り口から血が噴き出した直後、カレンは圧倒的な快感に絶頂を迎え、潮を噴き散らした

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

顔面に潮をぶっかけられた平は小便と勘違いし、反射的に手で庇った。

 

すると気持ち良くなれたカレンは上気した涙目で潮だと訂正しながら、片手でベッドを持ち上げ、容赦なく平の顔面目掛けて振り下ろした

 

 

硬いリノリウムの床が陥没するほどの規格外の破壊力。

 

さすがにこれを食らえば一たまりもないはずだが、そこにもう平の姿はなく、いつの間にか机に乗って平然と首を元に戻していた。

 

 

首が確かに真後ろを向いたはずなのに平気そうにしていることから、千歌はダブルジョイントだと見抜いた。

 

平はその通りだと賞賛しながら自ら首を真下に捻って実践してみせると、逆に千歌の戦闘力は現時点で自分より一枚上手だと認め、いけしゃあしゃあと惚れたと告白して性欲を改めてアピールした。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

 

その頃、別の教室にいた小夜子は奇襲をかけてきた女子二人を容易く返り討ちにしていた。

 

二人がかりで仕留めようとした刺客だったが、抜かりなく準備していた小夜子は生物界最強と言われる毒素を吸い込ませ、意識を保たせたままの惨い死をプレゼントしたところだった。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

そして廊下に出て千歌と連絡を取ろうとしたが、全く繋がらないことから妨害電波の可能性に思い至った。

 

直後、聞き覚えのある声に振り向くと、階段の上から銃を持った真希が見下ろしていた

 

 

 

一方体育館でバスケをしていたあやは、一緒に遊んだ女子たちと友好的な関係を築いていた。

 

一目置かれている桜川と車椅子で渡り合った実力を感心されていたが、あやは怪しい桜川からもまるで敵意を感じられないので拍子抜けし、腹ごしらえに買っておいたたい焼きを頬張り始めた。

 

すると桜川が本当に物欲しそうに覗き込んでくるので、食べ物を介して友情を培った。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

果たしてバスケ少女たちと楽しい時間を過ごしたあやは、誰に襲われることになるのか。

 

 

 

もう一方、掃除したばかりのトイレが汚いとケチをつけられたカチュアは、生意気な根津を睨みつけたが、スッと笑顔を貼りつかせて一応詫びを入れつつ、これからはおねえさんと呼ぶように念を押して友好的に肩に手を置いた。

 

直後、青ざめた根津は悲鳴を上げて汚い床に転がり、ビクビクとゲロを吐き散らした

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

触れただけのカチュアは呆気に取られるも介抱しようと屈むと、根津はさり気なくスカーフで口と鼻を覆い、催涙スプレーのようなものを吹きつけた

 

予期せぬ不意打ちを食らってようやく、カチュアは敵のメデューサの可能性に思い至った。

 

そして何事も無く立ち上がった根津は、恭しく自己紹介してから舌なめずりした。

サタノファニ
著者名:山田恵庸 引用元:ヤングマガジン2020年6号

 

 

その時、二人のやり取りを見ていた掃除のおばさんがおもむろに酸性洗剤を根津の顔面にぶっかけた

 

まさかカチュアの手助けをした山田のおばさんは、ほんの小一時間ほどの付き合いしかない後輩をヒーローの如く助けたのだった。

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