
インフェクション
162話163話164話ネタバレ感想
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覚醒した晴輝たちにより倒された巨大メット。
磯波姉妹の麗しく姉妹愛も見れた後は、ホテル側にいる山田や女子大生コンビの脱出する機会がやってきた。
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162話
いざ出発の時が来た。
ホテルから飛び出した明石は気持ちがはやり過ぎて躓いてしまうが、年の離れた兄のような山田がサッと腕を掴み、転ばずに済んだ。
蚊帳の外に置かれ始めている関はしかし、淡く甘い雰囲気が嫌ではなかった。

むしろ微笑ましく溜息を吐き、一人で恋愛脳を働かせ、何も意識していないっぽい明石の背中を押そうと考えた。
脱出用に用意されたのは、矢を打てる山田専用のオープンカーだった。
山田が二人も早くバスに乗れと促したその時、またしても不穏で残酷な声が聞こえた。
明石の作戦を見事に遂行してくれた精鋭部隊の一人がついに異常を来し、保菌者に変わろうとしたのだ。
仲間たちは嘆くも当の本人はすぐに覚悟を決め、地獄で命を預け合える仲間に巡り合えたことを幸せだと伝え、彼らの辛さを少しでも軽くしようと努めた。

まさに戦士の鑑。
任された山田も気丈に振舞い声をかけた直後、男が保菌者に姿を変え始めた。
彼らは号泣しながらせめて自分たちの手で殺してやろうとするが、山田は保菌者の形状を見て自分一人でイケると踏み、精鋭部隊を先にバスで出発させ、自分たちが囮になる役を買って出た。
すると女子大生コンビが素早く車に乗り込み、免許証を提示して運転を引き受けた。

グダグダ話し合っている時間はなく関に運転を任せて走り出すと同時に、一発矢を打ち込んで注意を引きつけ追いかけさせる。
道中、無残に転がっている死体を見ると、明石は機転を利かせるのが遅れたせいだと自分に責任を感じていく。
すると山田が間を置かず、飛びかけた明石の帽子を受け止めながら、失ったものより救えたことを考え、彼が潔く受け入れたのも立派な成果だと励ました。
それだけで、明石の心はぱあっと軽くなった。

そして一心不乱に追いかけてくるなりたて保菌者を神業の如き矢の精度で転ばせ、急所に打ち込み、問題なく任務を全うした。
仕留めたのを確認するとすぐに引き返し、バスの後を追いかけ始めた。
穏やかになった道中、明石は保菌者騒動がきっかけで出会わなくても、天宮小隊は知り合えばきっと仲良くなれたはずだと言い始めた。
山田は年齢もタイプもバラバラすぎて親戚の集まりみたいだと茶化すが、明石はだからこそ、変わり者ばかりなのが逆に良かったし、自分を肯定されているようだと打ち明けた。

そして普通に埋もれなかったのは、こうした未曽有の事態に対応するために生まれたんだろうと見解を述べた。
今こうして変わり者の自分を肯定できたから、また子供の頃に受け入れられていればと後悔も生まれた。
そうして若者が感傷に浸れば、山田はいい年したおっさんとして20代はとてつもなく早く、楽しく、辛い時期だと伝え、人生は長いのだと締め括る。
そんなありきたりな言葉でも、明石はこれから来る20代に思いを馳せて目に光を宿した。

それは関も同じだった。
秋保脱出に尽力した3人がもう少しで新天地へ行こうとしている頃、エリックはひたすらに避難者たちの死を願っていた。
それが届いたのか、今度は未来に希望を膨らませたばかりの明石が保菌者化の症状を発してしまうのだった。































