榎先生とヌメヌメ緊縛
突然現れた白衣の女は、肉食蟲は動くものに反応するとアドバイスするが、だからといってその場に止まる賭けなんてできない剛は、全速力を続行した。
白衣の女こと榎稲穂は仕方なく緊急ブザーを鳴らしてハサミムシを自分に注目させ、堂々と対峙した。
そしてすぐにトンネル内の寒さで動きが鈍いのを見抜くとリュックから冷却スプレーを取り出し、合図をしたらこっちに走れと剛たちに指示した。

睦美の師匠でありハサミムシの体構造を完璧に把握していた榎は、華麗にハサミムシの攻撃を躱し続け、間隙を縫って装甲の隙間からスプレーを噴射した。
するとハサミムシはビクビク震え、バタンと倒れたのだった。
しかし剛たちはまた奥に向かって逃げてしまったので、榎たちも仕方なく追いかけた。
程なく久々利も意識を取り戻すと、剛は追いついた榎に礼儀正しく頭を下げてお礼をした。
そして榎も自己紹介し、根拠があって巨蟲から助けられる可能性があることを伝えたのだった。

この辺りの巨蟲出現情報で調査にきた榎は、何が待ち受けているか分からない奥へ進むより、ハサミムシがいると分かっていても戻る方が賢明であり、落ち着いて情報を出し合ってから戻ろうと説明した。
優しく冷静で勇敢で相当に身体能力も高い榎の凄さに剛はすぐ気づいたが、自分が中心で無いと気が済まない篠塚はイチャモンをつけ、動画広告費のおこぼれをエサにして靡かせようとしつつ、暴力に訴えようとする。

すると榎は体つきや体の動かし方で篠塚が元ラガーマンで膝に爆弾を抱えていることを見抜き、軽い一発で膝をつかせ、実力の違いを戦わずに思い知らせてやった。
これで榎が十分に信頼できる人物だと理解できた。
しかし人は危機的状況でもそう簡単に変わるものではなく、クズはよりクズさが目立った。
隙あらば林田の乳を揉み、チン〇第一で行動して人の不幸を喜ぶ篠塚。
怯え続ける林田。
オカルト大好きな久々利。
正義感が強い若尾。
小心者の剛。
榎に意外な可愛い一面があるのが分かった矢先、天井から落ちてきたクロイロコウガイビルに林田がが飲み込まれてしまう。

ヒルと名付けられるもプラナリアに近い再生能力を持っている恐ろしいコウガイビルは、強力な酸で林田を溶かして吸収しようとしていく。
榎は冷静に効果的な対処を試みるが、自分の計算通りに事が運ばず…
次に現れたのは水生昆虫のヒメタイコウチ。
負傷した榎に代わってヒメの動きを止めるために相対した剛は、久々利を守るためにも引き下がれなかった。

そして勃発するヒメVSヒル。
しかし久々利はシャンデリアのように煌めくヒカリキノコバエの眩い光に導かれ、オオゲジとのダブルエンカウントで絶体絶命の危機に陥ってしまう…

果たして、恐ろしい肉食蟲が蔓延るトンネルから脱出することができるのか!?
感想
巨蟲山脈1巻でした。
面白度☆7 お約束度☆7
救いがたいクズキャラがマストでいるので、そいつの一挙手一投足にイラついてしまいますが、取りあえず初っ端に一人ヤラれたので少しスッキリできました。
林田はじきに消えそうな雰囲気が出てるので既に覚悟しましたが、若尾は生き延びて欲しいです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/75980



































