グラドルVS女子アナ
準決勝一回戦は、まさかの芸能人空手家同士の対決。
大人気グラドルの海空VSルナをグチャにして勝ち上がった非情なる鯨岡ミカ。

戦う前から既にしとどに汗をかき、疲れている海空は自分の空手の方が強いことを証明するため、ルナの仇を討つために静かに闘志を燃やしていた。
ウォームアップは実力を発揮するために大事なことだが、本番でのスタミナが心配になるほど身体を動かしまくっていた海空。
それはマリアにぶち込んだ見えても避けられない突きで早々に試合を終わらすためであり、無駄な力が入らないようにあえて体力を削っていたのだ。

実際に食らったマリアだから言える、殴られて初めてそれがパンチだったと分かる、陽炎のような突きは、繰り出せればほぼ勝ちを掴める強力な技だった。
そしてミカも、いつものように店長にマッサージを受けて万全に近い状態に仕上げてもらった。
どんな試合内容になるにしろ、自分が勝つと信じて疑っていないミカは開始と同時に鬼気迫る勢いで先制攻撃を仕掛け、殴られたこともよく分からないうちにダウンさせられた。

海空の狙い通りに、見切れないままあっさり一撃で倒されてしまったミカは、アメリカ在住歴が長く、精神的にもアメリカの人間だった。
だから、日本の学校の同調圧力、協調主義、不合理な慣例を理解しつつも事なかれで済ませようとする体質を侮蔑し、日本の美徳を美徳と思えずイラついていた。
そんな時、偶然空手に出会って一気に青春が輝き始め、生まれ持っての美貌でトントン拍子に女子アナというチヤホヤされるポジションまで手に入れた。
だが立場は変わっても、本来の正義感と空手家である誇りは持ち続けた。
だから一撃必殺であっけなく敗退することを認められず、まさに気合と執念で立ち上がった。

そして一発まともにもらったことで、海空に勝るとも劣らないセンスで見えない突きの極意を大まかに体得し、試合の中で急成長した。
最大のチャンスで仕留め切れなかった海空は、スタミナ消耗以上に、最高峰の競技空手家との初対戦で防戦一方に追い込まれていく。
だがルナの仇を討てない以上に、ダウンして楽になろうとする自分に負けるのがもっと嫌で、父に教わった呼吸の間の凪を狙うことにした。

空手VS空手、南国美女VS帰国子女もまた壮絶なまま終了した。
感想
はぐれアイドル地獄変11巻でした。
面白度☆8 バトル度☆10
11巻は過去最高にマジのバトル漫画でしたね。
らしいお下劣なエロを期待していると物足りないと思いますが、熱い展開が続くのも普通におもしろいですし、マオマオを推していきたいと思うので、準レギュラーくらいになって欲しいです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/77035
































