汗ばんだ体操服と肌
心臓を一突きで証拠は残らず、とっても簡単。
誰かに殺してもらえる日を待ち望んでいたアリアの切実で真剣な願い。
もちろんお願いされても人殺しなんてできない一花は、アリアがどれだけの時間を生きてきたのか分からないまま、生きられることの尊さを尤もらしく説いて拒否を貫いた。
するとアリアはあっさり引き下がったが、じっくりゆっくり説得するスタンスに変えた。
風呂上がりの火照った姿なんてとんでもなく可愛くて死なせまいと改めて誓う一花と、まともな人間には想像もつかない時間を生きて、人生の酸いも甘いも何もかもを感じてきたアリア。

たかだか14年の人生で大したことが理解できるわけもないが、一花は溢れ出る恋愛感情を抑えられずに初めてのキスで死なないでと求めた。
それでもアリアが全く態度を変えないので、剣はまたお宮に封印してやったのだった。

そして一花の前から消えたアリアは、翌日にはあのボコボコにした男に引っ越しを手伝わせて、朝桐家の居候の身になっていた。
つまり、変わらず長期戦で一花を説き伏せるつもりなのだ。
目的はどうあれ、一花は最高に楽しい日々が始まりそうだと思ってニヤケまくった。

アリアに心酔しているらしい謎の男は、相変わらず謎のままだったが。
ともあれ浮かれまくっている一花は学校でも浮かれ続け、可愛い寝顔を思い出しながら顔面キャッチするが、それでも夢見心地状態は続く。

そして体育が終わると、不思議な目力で相手を操れるアリアがたこ焼きを持参して学校にやってきた。
明治時代の学校も知っているらしいアリア。
色々な意味でドキドキがこみ上げる一花。
運動後の汗ばんだ肌を食い破られる痛みは、初めての吸血の時と同じく、いけないことをしている気分にさせた。

しかし目撃してしまう、他の首筋に噛み痕のある女の子たち。
帰り道に遭遇した、アリアを知る痴女。
お姫様ベッドやアンティークインテリアでコーディネートされたアリアの部屋。

吸血鬼が私生活にどんどん侵食し始め、家でも学校でも一花の周りには血の臭いが漂い始める…
感想
ヴァンピアーズ1巻でした。
面白度☆7 ゾクゾク度☆8
直接的なエロがない分、絶妙な接触が麻酔薬を注入されているようにボーっと見れました。
基本的に百合でも、日常コメディ風味もあっておもしろい。
https://www.kuroneko0920.com/archives/74963





































