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変態一家

霧島との出し抜き合いにも興奮して、見境なく罪を重ねていく眉村。

 

しかし霧島は眉村の尻尾を掴む絶好の機会だと判断し、相手を喜ばせないように余裕綽々の態度を見せつけ、煽り返してやった。

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

ただそうして眉村にストレスを与えれば、妹に皺寄せがいくことをまだ知らなかった。

 

 

 

その夜、また紗倉家を訪ねた霧島は、ちょうどその場にいた美穂も加えて眉村が接触してきたことを伝え、また近いうちに今度は実力行使をして来るだろうと読み、彼女たちにもできる範囲での協力を求めた。

 

 

その予想通り、眉村は日を置かずに霧島に接触してきたのだが、今度は更に卑劣なり、助けを求める妹の声を聞かせながら不意を突き、躊躇なく殺しにかかったのだ

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

その時、機転を利かせて部屋まで様子を見に来た美穂がフルスイングバットを後頭部に叩きつけた。

 

だがパワーが足りずに怒らせただけで、先に美穂が血祭に上げられるかと思われたその時、美穂が抜かりなく通報していたおかげでパトカーのサイレン音が近づいてきた。

 

 

さすがに警察が来ると分かりながら最後まで犯行を終わらせるわけにはいかず、眉村はそそくさと逃走。

 

そこを外で見張っていた祥子が逃さず、尾行して居所を突き止める手筈になっていた

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

 

やがて辿り着いたのは、ボロボロの廃病院だった。

 

どこか聞き覚えのある病院名だと感じた祥子は、不用意に一人で中まで追いかけてしまい、また簡単に眉村に捕まってしまう。

 

そしてここはかつて、眉村の父親が院長をしていたと教えられ、問答無用でスマホを握り潰されてGPS機能を破壊されてしまうのだった。

 

 

これで霧島たちは病院までしか行方を追えなくなり、祥子は今まで何人が葬られてきたか分からない、眉村家の牢獄に囚われてしまった。

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

 

変わらず自分が全て正しくて、相手を許せる立場にいると決め込んでいる凶悪犯。

 

そんな見せつけられてきた狂気にも祥子が怯まないでいると、眉村は最後の砦とばかりにあるものを見せた。

 

それは顔がボコボコに歪んだ霧島の妹の麻友だった。

 

そこから更に蹴りまくって瀕死に追い込み、息を荒げた眉村は、祥子を侮蔑しながらも意地でも自分好みの女に仕上げたくて諦めるつもりはなさそうだった。

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

そして地下室から逃げた祥子は豪邸内を逃げ回り、ボコボコの麻友よりおぞましいものを見てしまった。

 

 

その存在さえもう隠し立てせずに堂々と明るみにした眉村は、そのせいで精神が完璧にイっていると自ら説明しているようなものだった。

 

 

眉村がここまでイカれているのは、稀代の変態殺人鬼だった父の血を色濃く受け継いでいるからだった。

 

それだけでなく、まだ幼い頃に手を血で染め、変態ドM母のセック〇をありがたく覗き見てオナニーするわ、その母が初めての女でもあったからだった…

隣人X
著者名:楠本哲 引用元:隣人X2巻

 

 

感想

隣人X2巻でした。
面白度☆8 パワー度☆9

眉村のパワーレベルは人格と同じく常軌を逸してますね。

そろそろ3巻辺りで完結しそうな雰囲気なので、後味が悪いのか少しはスッキリできるのか楽しみです。

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