陸上女子の筋肉
その変態アスリートに頭空っぽのフリして接触したラブは、さっそく下卑た欲望にさらされ、おぞましい手つきが下半身に襲いかかる。

もちろん油断を誘う無防備さで、拘束するのに苦労はなかった。
女子大の陸上コーチの立場を利用して好き放題してきた筋肉性愛者の被害に遭った女性が何人もいるのに事件化せず、そしてなぜ樹里の事件は未解決で風化してしまったのか。
それは道鐘男という組織が手を回したからに違いない。

こうして筋肉性愛者を拷問して搾り取っている頃、キンキンが目を覚ました。
相変わらずラブを一人で守り切ろうとする一方的な責任感を感じていたので、ラブは双方向の関係性なのだとりつけた。
危機を乗り越えたことで強さと使命感を増したラブは、恐怖で声を無くしてしまった村岡の娘にも会い、彼女のトラウマを刺激する存在でありながらも、感謝されることの喜びを教えてもらった。

そんな健気で不憫で危ういラブを愛でるオードリーも、一人のピンク被害者として隆三に出会い、処刑する側になった。
解体を難なくこなすのは、非凡な才能と技術を持っている医師という経歴があるからだったが、生来の気の強さと長いものに巻かれない孤高タイプなこと、そして美しさが下卑た権力者の欲望を搔き立て、どうしようもない同期にハメられるという形で、被害者の仲間入りをしたのだった。

しかし汚されたことを乗り越えられる程には強くなく、身投げしようとした先で偶然、隆三に会って思い止まった。
悲しみを背負ったまま生きる苦しさを選んだ代わりに、復讐の機会を与えられたオードリー。
首謀者の教授たちをちょん切ったところに、鬼畜同期を呼び出して腐りかけの二本を見せつけてやると、あえて同期には制裁を加えず、どれだけ鬼畜なことをしたのかだけ伝え、これから一生セック〇しないことを条件に解放したのだった。

二度とセック〇したくないと思わされる目に遭ったオードリーは然るべき復讐を終え、救いようのないクズがリサイクルされることを知ると、あくまでビジネスとして解体の役目を担い始めたのだった。
そうして人生をピンクに狂わされたから、ラブのような被害者には幸せを取り戻して欲しいと感じるようになった。
ただ幸せにできるのは、オードリーではなくキンキンが一番手。
ラブとキンキンが鴉に執着されていると分かっている以上、安全を考慮して知春の家での同居が決定。
だがイチャラブな雰囲気が強くなる前に、大きな情報を得ることができた。
筋肉性愛者から搾り取った道鐘男の情報により、最大の目的が望まれずに生まれてきた子供二人の奪還に設定された…

感想
撲殺ピンク3巻でした。
面白度☆7 人権度☆9
加害者にも未来があるとぬかした恐るべき教育者の皮を被った悪魔が北の大地にいますが、加害者に手厚くするほど被害者は二重三重に苦しむのは明白なのに、なぜそんな仕組みになっているのか。
その点、ここのピンクたちは股間がスッキリしてその他も有効利用されるのでいいですが、できれば死と隣り合わせの劣悪な仕事に従事させれば、国益にも繋がってより有用な気がします。
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