最終日告白タイムへ
そうしてみんながはしゃぐ中、彼らを眺めているのが一歩引いた態度の土呂と舞。
実は大企業のお嬢様の舞と、同じように企業の闇の部分に浸り続けて逃げるように非日常な恋活に参加した土呂は、なんだかんだと価値観が似ていて、もう誰も入る隙が無いカップルの空気を纏っていた。

昼間はたっぷり海で楽しんだ後、夜は肝試しが準備されていたのだが、事前にそれを知っていた由紀は、また勇樹に統とのセッティングを指示。
実はこの今回が参加二回目の由紀は、前回は3人もとヤったドビッチで、勇樹の童貞をもらってあげるのも吝かじゃない超ヤリマンだった。

衝撃の事実はそれはそれとして、由紀が統とペアになれるようしっかりアシストした勇樹は、余り者同士という気持ちで瑠璃を誘い、全員滞りなくペアが決定。
恐怖を共有する時間の中で、今まで見えなかった相手の一面が見えるペアもいて、好感度に大きな動きも。
そして作戦通りに統とペアになれた由紀はここで一気に色仕掛けでも何でもしてアピールするつもりだったが、彼の親友を散々利用してきたのがバレており、カップルになるどころかめちゃくちゃ嫌われていたのだ。

一方、奏への恋を瑠璃に応援された勇樹は素直に嬉しく感謝するのだが、瑠璃にも本命がいると教えてもらえても、それが自分だとは思いもしなかった。
そんな肝試しは、ガチで怖がった奏が失神するというオチで終了、したかと思いきや、統が一人で戻ってきたことで由紀が行方不明だとなり、全員で探し回ることに。
統に完全拒否されてビッチなりに相当凹んだ由紀は、物置部屋で地縛霊のように項垂れていた。
それを最初に見つけたのが大倉だったので、由紀はまた彼の好意に付け込んでいきなり襲いかかり、セック〇の快感で嫌なことをごまかそうとする。

しかし好きな女にフル勃起させられてもなお、心がイケメンな大倉は自暴自棄な彼女と己の性欲に流されず、また彼女と結ばれることも諦めず、恋愛小説の台詞のような力説をかました。
ストレートな愛の告白と真摯な優しさにほだされた由紀は、ついに肉棒ばかり求めるのをやめた。
更にイケメン大倉は、あれは合意の行為だったと中村に説明し、由紀の強制退場を防いだのだった。
由紀の行動は当事者と目撃者のみが知るところで収められ、彼女の画策が結果的に他の矢印もカップリングにいい働きを促した。
由紀の言いなりになって統に面倒をかけた勇樹は申し訳なく思いながらも、奏じゃなく瑠璃とはどうなんだと親友から突っ込まれたら、今はもうほぼ美少女眼鏡っ子に気持ちが向いているのを自覚するが、まだ自分が本命だとは思えなかった。
男たちがそれぞれに思い悩む中、女性陣はやはり一緒にお風呂に入りながらキャッキャと喋るのは変わらず。

明日はいよいよ告白するかされるか、フルかフラれるかの最終日。
愛する恋か愛される恋か、身を引いて応援するのか思い切ってぶつかるのか。
告白するつもりはないという瑠璃に対し、お嬢様の舞はずっと引っ込み思案な眼鏡っ子に最後の夜に手助けすることにした。

元カレをずっと引きずっていた奏も、やっと新たな恋をする覚悟を決めた。
そして最終日告白タイム、まさかの大波乱が巻き起こり…
感想
恋活マッチングアイランド2巻にて完結です。
面白度☆8 大倉度☆8
めんどくさい小太りかと思いきや、その中身は相当なイケメンで一番株が上がったキャラでした。
ただ一番運命的なのは、間違いなくちょっと浮いたままのあの二人でしょう。





































